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 みんなの登山記2008−36
 投稿者:Emiさん

■2008年8月15日(金)〜16日(土) 河口湖口

 初登山は20歳の時会社の同僚と山小屋一泊河口湖から。きれいな雲海でのご来光でした。
2度目は24歳あのきれいなご来光が懐かしくて富士宮口から山頂に着いた時にはご来光には間に合いませんでした。で・・・昨年長男が小学校卒業の記念に3年生と6年生4人とお母様方3人、私の同僚の27歳の若い男の子と大所帯で張り切って登りはじめましたが、我が息子がなんと6合目で・・はぁ?頭痛と吐き気 に見舞われガッカリのリタイヤ富士周遊の旅をして帰路に着きました。子供達はそれはそれで楽しかったようです。が・・・私は何気にがっかり。

 そして今年の’08.8.15.意気揚々とリベンジ夜7時30分から去年の失敗がありましたから 本当に休み休み進みました。仕事に勤しむ主人から台風が来ていて明日は大雨らしいから、気を付けてね とのメールが6合目で届き、眼下に広がる雲の大海原からドド〜ン。

 ドキッ!!として子供達や周りの方々となんだなんだと見ていると自衛隊の夜間演習で照明弾と大砲でしょうか。の音が、轟いていました。しかし上を見上げてみれば満天の星で一人の子供は「こんなに沢山の星は初めてだ」と大喜び。しかも今夜は流星群が見られる日。ラッキー。
 はぁはぁと休み休み山小屋の明かりを目指して登る途中で何個かの流れ星発見。ルンルンでした。
 それに昔登ったときと違い外国の方の多い事、!
 7合目を過ぎた頃からかなり休んでいる時は寒く、重ね着をしてゆきました。ちょっと登っては休みで子供達に合わせながら。 ううん?もしかしたら子供にかこつけて私自身が辛かったのかもしれませんが、  元祖室に到着する頃、4年の娘が眠さと疲れと酸素の薄さで一歩がなかなか出ずに励ますのが、大変でした7〜8回30分位休ませながら寝かせ、中学生になったお兄さん2人には先に登ってもらい8合目に着いたのは11時50分になってました。私はご来光に拘っていたのですが、もう登頂すれば良いと思い此処で 1時間くらい寝かせました。寒さをしのぎながら。それでもトイレが前回と違いお盆もあって空いててくれて 助かりました。

 しかし此処でもう娘はリタイア。無理強いはやめました。大人になった時この経験からやっぱり登頂したいと言う気持ちでトライしてくれる機会があれば良いと思い此処で日の出を見ました。下に厚い雲がありましたが、きれいに見えました。
 お兄さん2人も9合目五勺に3時45分でしたのでそこでご来光を見るか、がんばって頂上目指すか決めさせました。9合目に降りながら見たそうです。それはそれで、良かったのかな。と、元気に無理せず、月曜から試合だし一応4番打者なので、また、トライしてもらえば、いいなぁこれから何度でもトライできる若さ・・・

 てな事で、またリタイアでしたが、子供達には「前回よりかなりがんばったね。今度は登頂できるね」 と、次回に繋げられる言葉と富士宮口でしかみられないすばらしい景色を説明しながら下山しました。
 家の娘には徹夜は無理でした。でも、早朝登山は暑さにすぐ負けそうです。
 さてさて我が家の子供達は、いつトライしてくれるでしょうか。楽しみにこの先の成長を見守るつもりです。 

(管理人)
子供に徹夜はきびしいです(いや、大人でもきびしい)。それでも八合目までよくがんばりました。お兄さんは野球がなければ登っていたのでしょうが、登る機会はこれからいくらでもあるでしょう。



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(08/8/27)