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 みんなの登山記2014−9
 投稿者:K.Tさん

■2014年7月27日(日)〜28日(月) 須走口

 去年はペルセウス座流星群を見に、富士登山したK.Tです。
今年は久しぶりに須走口から登ったのですが、高山病にかか
りながらも、なんとか登頂したので、報告します。

初めての体験でした。

日程は7/27〜28で、宿泊は大陽館でした。

27日 am11:00 須走多目的広場→須走り五合目→am12:10出発
   →pm15:50 大陽館着(泊)

28日 am3:00出発→下江戸屋でご来光→am9:00頃登頂→am9:45下山
   →pm13:15須走五合着→pm14:40宮上


・この日のam12:00までマイカー規制です。そのため須走口からは、
 須走多目的広場なるところからシャトルバスにのらないといけま
 せん。須走五合目をam12:00に出発したかったのと、須走多目的
 広場→須走五合目が40分なので、五合目で高度順応で1h過ごす
 には、少なくともam10:30のシャトルバスに乗る必要がありました。
 しかし多目的広場までスムーズにいけは間に合ったと思いますが、
 ナビを使っても迷ってしまい、やや時間がかかって、結局am10:30
 のバスにはぎりぎり乗れませんでした。仕方なくam11:00のバスで
 上にあがり、五合目でトイレ&昼食食べて出発は予定より少し遅く
 am12:10でした。11:35着だったので35分の順応です。

・ちなみに多目的広場の駐車場は、2段になっていて、奥がメインで、
 自分が停めた時は、駐車可能な台数の2〜3割くらいしかいませんで
 した。シャトルバスは下の段で乗り、そこには綺麗なトイレもあり
 ました。乗車券ですが、往復券もあったのですが、翌日はシャトル
 バスがなく、路線バスにはこの往復券では乗れないと言われたので、
 しかたなく片道切符で乗りました。我々のような登山者もいるので、
 規制日翌日の路線バスにもシャトルバス用の乗車券も使えるように
 してほしいです。

・去年まで期間限定で実施されていた協力金ですが、今年は開山期間
 中ずっとお願いしてるようです。強制ではないとのことですが、あ
 れだけ声をかけられたら払ってしまいますね。実際、見たところ、
 須走口から登ってる人はほぼ100%支払ってたようです。外人の人も
 支払ってました。協力金を出した人には、缶バッチとB6サイズの青
 いガイド本を渡してました。ガイド本には世界遺産の構成遺産が書
 いてあり、各箇所のそれぞれのスタンプが押せるようになってました。

・大陽館まではちょうど雲の中といった印象で、日差しも無く気温も低
 くて意外に調子よく登れました。大陽館には15:50に到着。空いて
 いて、通常2人分の場所を一人で使えました。一泊二食でしたが、今
 回は登山途中でご来光をみる予定だったので、朝食は弁当にしても
 らってます。26日の夜中になって登山準備をしたので、あまり寝て
 いなかったためか、大陽館に着いてすぐ夕食まで寝込んでしまい、
 夕食後も早く寝てしまいました。弁当は夕食時にもらいました。

・早く寝たためか、山頂でご来光をみるためにam0:00頃起床した人の
 気配で目が覚めてしまい、起床予定のam2:30まで寝られませんでし
 た。am3:00に大陽館を出発し、下江戸屋の前で見事なご来光をみれ
 ました。このとき朝食用の弁当も食べました。しかしこのころから
 強烈な眠気が襲ってきていて、歩きながら寝そうになってました。
 トモエ館に着いた時、ベンチに座ったら、しらずしらず40分ほど寝
 てしまってました。困ったことに睡魔は収まらなかったです。

・睡眠不足と疲れと思いながら、睡魔に悩みつつ、大陽館から休憩込
 で6hかかってやっと山頂に。そのころは下山者も多く、山頂は空い
 てました。日差し強く、結構暑かったです。久須志神社で色紙に一
 番大きいΦ20cm位の御朱印を頂きましたが、朱肉がなかなかうまく
 つかず、宮司さんは大変そうでした。結局15分以上かかってやっと
 押してもらいました。
・相変わらず睡魔に襲われてたので、今年はお鉢回りは諦め、剣ヶ峰
 や郵便局に行くのも断念。実はこのころからただの睡魔とは違うよ
 うに思い始めていて、頭も痛くなく吐き気も無く、ただただ眠いの
 ですが高山病かなと。本当にそうだとすると、このまま山頂にいる
 と良くないので、早々に下山することに。実際に大陽館まで下りる
 と睡魔は嘘のように無くなりました。以前は頭痛がしたのですぐそ
 うとわかったのですが、ひたすら眠いというのもあるのだと実感し
 ました。五合目の順応不足や前日の睡眠不足等色々要因はあると
 思っていますが、加齢もあるのかなと思っています。

・須走の砂走ですが、入り方が変わって、ブル道から直接ではなく、
 逆くのじに下ってから、一直線に下るようになってました。砂の深
 さはやはり浅いままですが砂はそれなりにあったです。自分のよう
 な太って体重のある人には浅いのは辛いです。拳大の小石も多く、
 速度を出すとかなり脚に負担です。ただ女性や子供なら楽しいと思
 います。昔は砂払五合目側を通っていたブル道は登山道側に移動し
 ていて、下山道はまっすぐ吉野屋を通るように変わってました。
 その吉野屋には、食堂が新設されてました。

 pm13:15下山。

・帰りはシャトルバスが無いので、pm14:20の路線バスで宮上というバ
 ス停で降り、そこから15分位歩いて駐車場に戻りましたが、下山し
 た脚にはけっこう堪えます。バスならあっという間の距離なので、
 路線バスも開山期間中は、必ず多目的駐車場まで寄ってほしいと思
 いました。

(管理人)
Φ(ファイ)は直径という意味だそうです。二日目(28日月曜日)は須走口はマイカー規制がないので、駐車場へのシャトルバスがありませんでした。これは厳しいですね。これでは須走ルートの山小屋はマイカーの人は日曜日泊がしづらいです。



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(14/8/19)