あっぱれ!富士登山 みんなの登山記あっぱれ!富士登山 みんなの登山記

2015-9 元湘南ボーイさん


■2015年7月22日(水)〜24日(金) 富士宮口

  登り; 富士宮ルート    下り; 御殿場ルート、宝永火口 富士宮5合目

  登山者;私(60歳代、4回目)、娘(30歳代 4回目)、

      孫・兄(9歳 4回目)、 孫・妹(6歳 2回目)

昨年と同じメンバー、同じルート、同じ山荘なので変化の無い登山記になるはずでしたが、山の天気の変化の早さに驚いた登山でした。20日時点での天気予報は22日は晴、時々曇または霧、23日は曇または霧。 昨年は孫・妹が睡眠不足で昼寝が必要となりましたので(みんなの登山記 14−13)今回は前泊した宿(御殿場駅前)で8時就寝、5時45分起床で充分な睡眠時間を確保しました。

7月22日

6時にタクシーで富士宮口に出発。空は雲一点無く澄み渡り頂上まで良く見えました。9合目の万年雪山荘の脇の万年雪もはっきりと見ることができました。過去3回の登山では何れも初日に雨具を着用しましたが今年は使わずに済むと確信しました。昨年は山荘前でのベンチでの休憩が長過ぎたようだったので休憩時間を短くするように心がけました。

6時50分 富士宮5合目着  朝食は昨年と同じカレー、焼そばです。

8時15分 5合目出発

8時45分 6合目 雲海荘着  5分休憩し出発。

駿河湾、伊豆半島、相模湾、江ノ島もはっきり見えました。

10時00分 新7合目 御来光山荘着。6合目から新7合目までが一番長い道ですが孫達は元気に登りました。ミニアンパンを食べ元気回復。下を見ると霧雲で5合目、6合目の建物が見えません。遠景はまだ見えました。いやな予感。15分休憩で出発。孫達は元気に登っていきましたが登るにつれ霧が濃くなりました。

11時15分 元祖7合目 山口山荘着 濃霧のため雨具着用。3時間前には予想できなかった天候です。15分休憩。昨年はここで昼食でしたが,先を急ぎます。風も強くなってきました。

12時20分 8合目着 さあ昼食と思ったのですが、池田館ではできません。パンを購入し外のベンチで食べることしかできませんでした。孫達は持参したパンを食べ、早く9合目に行くことで納得。20分の休憩で出発。霧はますます濃くなり、雨粒も混じりました。 

13時10分 9合目 万年雪山荘到着 

 5合目出発して丁度5時間。昨年より3時間も早く到着できました。その後まもなく外の風雨はますます強くなり、昼食を摂らず、一気に登ったことは良い判断でした。17時過ぎに到着した人のなかには入り口に立っているだけの人もいました。寒さのため手が動かせないためで、スタッフが手袋、雨具を脱がせてあげました。8合目過ぎから風雨が強くなり、やっとのことで到着したとのことでした。昨年のペースで登っていたら自分たちもこのようになっていたかと思うと山の天気の急変の恐ろしさを実感しました。

 手続きを済ませ部屋に案内されたときすれ違った女性スタッフから “あっ、僕大きくなったね、去年来たよね”と覚えていてくださりました。私が“水戸黄門を見に来ました”

 “そうだ水戸黄門大好きな坊やだ”と大笑い。昨年からのスタッフの方は皆覚えていて下さりました。

 ストーブ前では明日はどうするか、どうなるか情報交換会。そうこうしていると頂上近くで低体温症の人に緊急出動されたとの情報も入り(たまたま宿泊していた山岳救助隊員から聞きました)、皆緊張。天気予報では明日午前中までは風が強く午後遅くに風が収まるとの天気予報。私一人ならば下山できると思われますが孫達が下山中に風に煽られでもしたらと思うともう一泊を覚悟。24日の仕事の段取りをつけ床に就きましたが明日のことや風の音が気になりすぐには寝付かれません。さすがに深夜に出発する人も無く5時頃に孫に起こされるまでぐっすり眠れました。



7月23日

朝になっても風は全く変わらず、雨粒は真横に流れていました。早朝に下山者が立ちよりましたが、頂上付近はここよりはるかに強風だったそうです。8時頃までには皆さん次々に出発。下山する人のほうが少し多いようでした。結局、3グループと一人の計10名がもう一泊することになりました。9時には食堂でスタッフの方と久しぶりのラジオ体操をしました。さあ今日一日、孫達とどう過ごすのか。まさか夏休みの宿題をする時間があるなんて! 売店のおみやげ品のなかに多色ボールペンとノートのセットがあり、購入。絵を描いたり折り紙をしたり、線を書いてゲームをしたりしました。外の風は相変わらず強く、雨粒は真横に流れていました。たまに下山者が通り過ぎます。お絵描きにあきた頃スタッフの方がトランプと人生ゲームを貸してくださりました。人生ゲームでは孫達が勝つように手加減したいのですがサイコロの目はどうにもなりません。延泊の方々を交えて孫達はトランプゲームに夢中です。皆様ありがとうございました。14時頃になると外は明るく風も和らぎましたが、今更下山はできません。頂上方面に登った方も霧が深く途中で引き返してきました。17時頃にはすっかり明るくなり風も、うそのようにおさまりました。18時頃には影富士も見ることができ、明日の天気は良好と思われました。19時に孫達と床に就いたのですが、一日何もしていませんでしたので直ぐには眠れませんでした。



7月24日

4時に起床。外は無風。日の出ツアーに参加。頂上方面から霧か雲かどんどん降りてきました。勿論頂上は雲の中で何も見えません。東の空はどんどん明るくなり、雲の切れ目から終に日の出!今年も御来光を見ることができました。

5時50分 万年雪山荘出発 2日間お世話なりました。途中で早朝出発された昨日のトランプ仲間の方とお会いしましたが、頂上では霧で日の出は見えなかったとのことです。

6時15分 9合5勺 胸突山荘 

7時00分 頂上着

7時25分 剣が峰着 馬の背は昨年より整地されており登りやすくなっておりました。

頭上には数筋の白雲のみで青い空が広がっていました。一日待った甲斐がありました。

馬の背を下り(一昨年下ったとき孫は何度も転びましたが今回は楽に下れました。)、郵便局で絵葉書を投函(孫達の一番の目標?)しました。

8時25分 御殿場口より下山開始。一昨年は大砂走りで御殿場5合目、昨年は須走り口に降りましたので今回は御殿場道-宝永火口-富士宮の逆プリンスルートを選択しました。

9時25分 赤岩八合館     

9時55分 砂走館

 下り六合から宝永火口に下りましたが大砂走りを下っているようで砂の道を楽に歩けました。登りは大変でしょう。霧が深くなり宝永山の頂上は全く見えなくなりました。宝永火口から6合目に向う途中、濃霧で道が分かりにくい所がありましたが登山グループの方とすれ違い、安心しました。

12時10分 6合 宝永山荘着 今朝購入のパンで腹ごしらえ。

12時40分 5合目 レストハウス着 孫達のお土産購入もそこそこにタクシーでJR御殿場駅に

13時43分の国府津行にぎりぎりセーフ。

15時過ぎに出発駅に到着。

 私は職場に直行。シャワー後15時40分職場復帰。

感想・反省

 山の天気は変わりやすいとのことを実感した登山でした。

 22日に早く出発し、昨年より3時間も早く、風雨もまだ強くない時刻に山荘に到着できたことが最大の幸運でした。昨年のペースで登っていたら果たして9合目万年雪山荘に到着できたか分かりません。それにしても孫達(特に妹)は昨年8時間かかった登山道を、昼食もとらず、5時間で登ったのですから褒めてあげたい。

 一日延泊せざるを得なかったわけですが、幸いなことに万年雪山荘の食堂は充分に広く(スタッフの方とラジオ体操ができました)孫達が一日過ごすことができました。

 24日は剣が峰--逆プリンスルート---富士宮5合目--JR御殿場--職場と早足でしたが前日に充分休憩をとれたので疲れは感じませんでした。



7月22日
 6:50 5合目着
 8:15 5合目発
 8:45 6合目着 5分休憩
10:00 新7合目着 15分休憩
11:15 元祖7合目着 15分休憩
12:20 8合目着 20分休憩
13:10 9合目着

7月24日
 5:50 9合目発
 6:15 9合5勺 5分休憩
 7:00 富士宮口山頂着
 7:25 剣が峰着
 8:05 郵便局着
 8:25 下山開始
 9:25 赤岩八合館着 10分休憩
 9:55 砂走館  15分 休憩
10:50 下り6合
11:40 宝永火口
12:10 6合目着  15分休憩
12:40 5合目着


(管理人)
天候の悪化で延泊とは大変でした。でも、その結果、無事に登頂。なによりです。お孫さんには思い出深い夏休みになったことと思います。6歳の子が九合目まで5時間で登ったのはすごいです。


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(15/11/17)