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YTさん・須走口編

2004/7/18~7/19

 今回、この登山道から登るのは2度目です。ですので、ただ五合目から登るのでは、面白くない。そう考えた僕は、ふもとの須走インターチェンジの近くにある、東口本宮富士浅間神社(須走浅間神社)から登り始めました。ここが須走口、そして富士あざみラインの起点となる場所で標高800mです。結果として、標高差約3,000mを半日ちょっとで登り、帰りも7時間ほどで須走浅間神社(標高800m地点)まで歩きました。富士あざみラインの起点(須走浅間神社)から、五合目まで約12kmの道のりで、休みも入れ、登りも下りも約3時間半かかります。途中、馬返し、一合目、二合目、三合目・・・と標識がありますが、ずっと新五合目までアスファルトの道を歩かなければなりません。

 それでは、須走口の焼印のご紹介です。

須走口の焼印

 まずは下記の表を参考にして下さい。「長さ」とは杖に焼印した時の長さです。雨天や夜間等で焼印が押せなかった時に、鉛筆でその長さプラス1cmを足して金剛杖に印をつけ、次回や下山時の時に押すための空白を作っておけばよいと思います。「最大幅」とは、焼印を押した時の横の広がりです。「○面使用」とは八角形の金剛杖の内の何面を使用するかです。


八合目

胸突江戸屋

長方形 「(top富士の絵)県境 本八合目 登山記念」。 & 長方形 「八丁 胸突江戸屋 三四〇〇米」。 (二個一) 長さ7.5cm。三面使用の最大幅2.5cm。 200円。
鳥居の中に「奥宮境内本八合目」。 & 長方形「三四〇〇米 胸突江戸屋」。(二個一) 長さ7.5cm。三面使用の最大幅2.8cm。200円。(2007年度)

江戸屋

上部に 「富士の絵」その下「八合目」。 長方形 「須走口 江戸屋」。  長さ6.5cm。三面使用の最大幅2.5cm。 200円。


本七合目

見晴館

長方形 「須走口 本七合目」。 & 長方形 「見晴館 三二五〇米」。 (二個一) 長さ7.5cm。三面使用の最大幅2.5cm。 200円。


七合目

大陽館

楕円形シール 金剛杖に一際目立つステッカーがとてもナイスです。
上から 「祈願 安全登山 富士山七合目 山小屋 大陽館」。「須走登山道標高3,000m」。長さ8cm。八面/全面使用の最大幅9.5cm。 100円。
お坊さんもしくは仙人と隣にいる愛犬?がたなびく雲の富士山を眺めている後姿の構図です。焼印にする予定は今の所無いそうです。


本六合目

瀬戸館

長方形 「(top富士の絵) 須走口瀬戸館 本六合目 海抜二七〇〇メートル」  長さ7cm。三面使用の最大幅3cm。 200円。
グッドニュースです。今でインクのスタンプだったのが、焼印に変更になりました。新しいとてもきれいな焼印ですよ。


六合目

長田山荘

長方形 「(top富士の絵) 不二山 須走口 本五合目 2,450米」。 長さ6cm。三面使用の最大幅2.8cm。 200円。
長方形 「(top富士の絵) 不二山 須走口 六合目 2,450米」。 長さ6cm。三面使用の最大幅2.8cm。 200円。 (2007年度)
山小屋の名前が「林館」から「長田山荘」となり、本五合目から六合目へと変更になりました。


新五合目

東富士山荘

台形 「 5st (5thではない。) SUBASHIRI Mt. FUJI CLIMBING」。  長さ4.7cm。五面使用の最大幅5cm。 200円。
丸型 「天狗が持つようなシュロの葉ような?扇の絵 古御嶽」。 長さ4.6cm。四面使用の最大幅4.6cm。 200円。
長方形2つ 上「2004 (top富士の絵) FUJI あざみライン」。 &         下「富士山 須走口 五合目」。 (二個一) 長さ7.7cm。三面使用の最大幅2.8cm。 200円。
横長の長方形 「雲たなびく、鳥居付きの富士山 2000米 須走口五合目」 長さ7.4cm。三面使用の最大幅2.8cm。 200円。 (2007年度)

長方形 「富士山をバックに杖を持つネズミの絵。2008年、須走口、東富士山荘」 長さ7.2cm。四面~五面使用の最大幅4.5cm。 200円。 (2008年度)
2008年のねずみ年から、干支の焼印に様変わりしました。12種類制覇するのか? 河口湖口の元祖室の干支の焼印と合わせて(表面・裏面と四面ずつ使用等)集めると面白いでしょう。

菊屋

長方形 「(top富士の絵)海抜二,〇〇〇米」。  長さ6.7cm。三面使用の最大幅2.3cm。 200円。 
長方形2つ 上「2004 国立公園 富士山」。 &         下「(top富士の絵)五合目 須走口」。 (二個一) 長さ7.5cm。三面使用の最大幅2.6cm。 200円。

 
(下山道)砂払い五合目

吉野屋

長方形 「富士山須走口全制覇 砂払い五合目 海抜2300米」 長さ7.2cm。三面


登山道起点の神社

 須走口は、東口本宮富士浅間神社(須走浅間神社)となります。ここの神社を参拝した後で、頂上で押してもらえるような朱肉の刻印を押してもらいました。「東口本宮」(長さ4.5cm、1面使用の最大幅1cm)「登山安全」(長さ4.5cm、1面使用の最大幅1cm)と書かれた二つの朱肉の刻印が押され200~300円の初穂料です。また、運がよければ、神社の焼印を押してくれるかもしれません。ここの神社へ行くためには、JR御殿場駅から、富士急行バスの「富士学校」行きもしくは、「河口湖口駅」行きに乗り、「須走浅間神社前」下車です。バスの所要時間は、約20分弱といった所でしょうか。神社のすぐ近くにある「宮上」というバス停から須走口新五合目に行くバスが出ています。全ての須走口新五合目へ行くバスは、必ず宮上に途中停車するので、ここの神社を参拝後、五合目を目指すのもいいかもしれません。また、下山時のバスで立ち寄るのもいいでしょう。

須走口諸事情

 新五合目には二軒の山小屋があるのですが、休日は人でごった返し、人手が不足気味に思えるのです。ということは、焼印を断られる事があります。現に断られている登山客を目撃してしまいました…。とても残念なことです。せっかく多くの方は遠方から来ているのに…。何とか押してもらえるいい方法はないものでしょうか?(2008年度以降はこの問題は解消されております。) ここ新五合目より上の山小屋ではそういった事態はおこりませんが、夜間の焼印はやっていないようです。新五合目では、とてつもなく長い金剛杖が手に入ります。1m70cmはあります。他の3ルートではこれまで見たことが無いので、多分ここだけのオリジナルで、富士山にて買える一番長い金剛杖だと思います。これなら沢山焼印が押せますね。

 八合目から河口湖口登山道と合流しますので、胸突江戸屋のすぐ向かい側にある河口湖口登山道所属のトモエ館(歩いて10秒)とその約5m下の富士山ホテルでも焼印が手に入ります。また、須走口、河口湖口共通登山道上にある8.5合目の御来光館の焼印もお忘れなく。デザインは2002年度に書いたレポートから変更はありません。須走口下山道にある標高2,300m地点(砂払五合目)にある山小屋、吉野屋では焼印はありませんでしたが、現在はあります。(2008年度 確認)。

 夜間登山を須走口でと考えておられる方は、何としても本六合目の瀬戸館までの焼印は手に入れてください。大陽館から上の山小屋の焼印及びステッカーは、下山時に集める事が出来ます。見晴館だけ下山時に立ち寄るなら、ちょっと坂を登らないといけない位で、後はそんなに問題なく立ち寄れます。 

 河口湖口から登られた方は、八合目の江戸屋(下の江戸屋)まで、下山道が共通なので、下山時に本八合目の胸突き江戸屋と、その下の江戸屋の二ヶ所の焼印を押す事が出来ますので、集めて見られてはいかがでしょう。

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