あっぱれ!富士登山
ホーム金剛杖の焼印とご朱印YTさん > ご朱印編

YTさん・ご朱印編

  2002年~2004年



この3年間、金剛杖の焼印と同時並行で、山頂の二ヶ所の神社を参拝し、御朱印を頂いてまいりました。これまでこの分野につきましても、情報を寄せる人がほとんどいないといってもいい状況でしたので、今回再度筆をとりました。御朱印(御神印)は神社参拝の証となるもので、参拝者に対して、その神社の御祭神が参拝の祈願や真心を表することによって与えられるというものです。富士山頂の神社には沢山の種類の御神印があります。それらを紹介していきたいと思います。

浅間大社奥宮

初穂料2,000円 直径21.5cm 
 「(top富士の絵) 頂上 官幣大社 奥宮 浅間神社」
初穂料1,500円 直径16cm 
 「(top富士の絵) 頂上 富士本宮 奥宮 浅間大社」
初穂料1,000円 直径11cm
 「(top富士の絵) 富士山 表口 頂上之印」
 「(top富士の絵) 表口 頂上之印」
 「(top富士の絵) 富士山 頂上 鎮国之印 奥宮」
 「(top富士の絵) 頂上 大社 鎮国之印 奥宮」
初穂料500円 直径8cm
 「(top富士の絵) 富士 奥宮之印 頂上」
 「(top富士の絵) 富士山 表口 頂上之印」
 「(top富士の絵) 表口 頂上之印」
 「(top富士の絵) 富士山 銀明水 頂上」
 「(top富士の絵) 頂上 海抜 一二四六七尺」
 「(top富士の絵) 大社奥宮」
 「(top富士の絵) 頂上 登拝記念」
初穂料300円 直径5.5cm
 「(周囲唐草模様) 頂上巡拝之印」
(初穂料300円) 一辺4cm
 「(角印) 富士本宮 浅間大社 奥宮之印」
初穂料300円 直径3cm
 「(top富士の絵) 富士 頂上之印」
 「(top富士の絵) 頂上 大社奥宮」
 「(top富士の絵) 頂上 登拝記念」
 「扇のマーク」
初穂料1,000円 長さ17cm 幅8cm
2004年申年限定で小判型 (12年に一回の申年にあります。)
 「(top富士の絵) 富士山頂上 平成甲申御縁年 浅間大社奥宮」

久須志神社

(東北奥宮)
初穂料2,000円 直径21.5cm
 「(top富士の絵) 頂上 官幣大社 奥宮 浅間神社」
初穂料1,500円 直径16cm
 「(top富士の絵) 頂上 富士本宮 奥宮 浅間大社」
初穂料1,000円 直径11cm
 「(top富士の絵) 富士山 東北 頂上之印」
 「(top富士の絵) 富士山 頂上 鎮国之印 奥宮」
初穂料500円 直径8cm
 「(top富士の絵) 富士 奥宮之印 頂上」
 「(top富士の絵) 頂上 金明水」
 「(top富士の絵) 頂上 海抜 一二四六七尺」
 「(top富士の絵) 頂上 大社奥宮」
(初穂料300円) 一辺4cm
 「(角印) 富士本宮 浅間大社 奥宮之印」
初穂料300円 直径3cm
 「(top富士の絵) 富士 頂上之印」
 「(top富士の絵) 頂上 大社奥宮」
 「扇のマーク」
初穂料1,000円 長さ17cm 幅8cm
2004年申年限定で小判型 (12年に一回の申年にあります。)
 「(top富士の絵) 富士山頂上 平成甲申御縁年 久須志神社」  


<大型印と色紙、そして持ち運び方法>
  まず、2,000円を奉納したら頂ける、直径21.5cmの印ですが、当然朱印帳からはみ出てしまいます。そこで、色紙を持って上がりました。折曲がらないよう、しわにならないようノート型パソコン用のかばんに入れ、それをバックパックの中に詰め込みました。富士山頂でノート型パソコン用のかばんを取り出し、肩からかばんをさげ、2つの神社の間をうろうろ…。あ、あやしい。。でも、これしかきれいに自分持参の色紙や神社で購入の記念色紙を持ち帰る方法が思いつかなかったので。さて、21.5cmの大型印は木印で、硬い色紙だときれいに押せない事があります。浅間大社奥宮と久須志神社の両方で頂いたのですが、それぞれ一枚ずつ失敗。色紙は余分に持って上がる事をお奨めします。人によっては木綿のシャツや手ぬぐい、白いハンカチを持っていかれる方がおられるようです。こちらの方がきれいに押せると思います。この時半紙を入れてもらうようにして下さい。朱肉が乾かない内に手ぬぐい等を折りたたむと他の場所に朱肉がついてしまいます。 また仏具店とかで、お遍路さんとかが着るおいずるを買われて押される方もおられるとか。これは本格的ですね。白い背中の部分に大型印を押されると見栄えがするでしょうね。

 浅間大社奥宮では、4,500円の奉納で直径16cmの印を押した富士山の絵入りの色紙が頂けます。3,000円の奉納では同じ印で無地の色紙の物となります。登頂年月日も入れてもらえます。(2006年度は、富士山の絵入りの色紙も3,000円でした。)これに対し久須志神社では、3,000円の奉納で、直径11cmの印を押した富士山の絵入り色紙が頂けます。これらの色紙もよい記念となるでしょう。16cm以下の印はなんとか朱印帳面に収まりました(両開きで)。富士山の絵入り色紙は別売しており、一枚3,000円の初穂料です。

<ご朱印と“オリジナル”御朱印作成のススメ>
  上記の表で紹介した御神印は、オプション的な物です。普通に帳面を出して頂く、御朱印は印が3種類ほど押してあります。御朱印の内容をここで書くと山頂での楽しみがなくなってしまいますのであえて書きませんが、頂いた時の満足度は高いと思います。初穂料は各1,000円で、浅間大社奥宮と久須志神社では当然御朱印は違います。表のどの印の組み合わせで押されるかは想像してみてください。御朱印は、帳面を忘れた人のために、一枚物も用意されておりますので、万が一帳面を忘れた時でも安心です。朱肉は、富士山の霊石を砕いて混ぜて作られているので赤黒い色をしています。僕は登山2回目以降は、神主さんに上記オプションの印で、この印とこの印を使用して御朱印を作成してくださいと頼み、自分だけの“オリジナルご朱印”を毎回登るたびに作成してもらっております。だって、毎回同じ物を頂いても面白くないではないですか。せっかく色々な種類の御神印があるわけだし、、。自分でコーディネートするわけですね。これも富士登山の楽しみの一つにしております。オリジナル御朱印料は、上記印の初穂料に神主さんに墨で書いて頂くのでその分を500円加算したものとなります。

<朱印帳>
  山頂の神社では朱印帳もおいてあります。富士と桜のとても綺麗な朱印帳です。縦11cm×横16cmです。山頂の神社での朱印帳の価格は2,500円で、浅間大社奥宮と久須志神社共に同じです。内訳は、御朱印料1,000円に帳面代が1,500円となります。帳面のみの方は、1,500円でよいようです。

<御縁年特別ご朱印(2004年度のみ。次回は次の申年2016年)>
  平成16年/2004年は申年です。今年は12年に一回の御縁年であり、今シーズン限りの特別な御朱印が頂けるのです。小判型で初穂料は1,000円。上部に富士の絵があり、「富士山頂上 平成甲申御縁年 浅間大社奥宮/久須志神社」 となります。せっかく苦労して山頂まで行かれるわけですから、両方の神社を参拝し、この特別の御朱印を授かってください。それに良く考えてみれば、干支でいうところの「甲申」の年は、60年に一回なわけです。申年には、「甲申」「壬申」「庚申」「戊申」「丙申」とあります。という事は、次の「甲申」の年は西暦2064年となるわけですね。それにその時は、たぶん元号も平成ではなくなっているだろうし。そういう意味で今回一回限りの価値ある御神印である事は間違いないでしょう。う~ん、でも本当に、次の甲申の年まで生きているだろうか?たとえ生きていたとしても、もう富士山に登る体力は多分残っていないだろうなぁ。

<登山道上の神社での御朱印>
  河口湖口五合目にある小御岳神社では、御朱印(初穂料300円)が頂けますが、須走口五合目にある古御岳神社は管理人はいますが、御朱印は頂けません。また、吉田口一合目(1520m)の鈴原天照大神社と二合目(1700m)御室浅間神社も無住のため、御朱印は頂けません。

 富士登山道の起点には必ず浅間神社を祭っております。富士宮口は駿河国一の宮、富士山本宮浅間大社(西表口参道宮ともよばれ、全国一千三百余社に及ぶ浅間神社の総本宮)。河口湖口・吉田口は上浅間の北口本宮富士浅間神社と下浅間の小室浅間神社。須走口は東口本宮富士浅間神社(須走浅間神社)。そして御殿場口は東表口参道宮新橋浅間神社。これら全ての神社で御朱印と金剛杖の杖印(朱肉の刻印)が頂けます。初穂料は各300円です。 (新橋浅間神社は現在無住のようです。)

 このレポートが、皆様方の御朱印を頂く時の手引きになれば幸いです。

あっぱれ!富士登山 ページのトップへ戻る

Copyright © あっぱれ!富士登山