■2008年8月20日(水)河口湖口
夏休みに、たまたま河口湖畔の旅館に2泊することになりました。
せっかく河口湖まで行くのなら、富士山に登ってみようか??という父親の提案に、
子供たちがすっかりやる気になり、家族での富士登山が実現しました。
メンバーは、父(30代後半)・母(40代前半)・長女(9歳)・長男(5歳)
全員が富士山は初めて。長男は、登山自体が初めてです。
事前にいろいろ情報収集をした(あっぱれ!富士登山さんには大変お世話になりました)ところ、
距離的な点から富士宮口からが良いのではないかと考えました。
傾斜は急で、道も険しそうですが、その分高度が稼げるので、同じ時間登っても他より高いところまで登れるのでは?と思ったのです。
前日までそのつもりでしたが、諸事情により急遽河口湖口に変更。結果的に、それが良かったのかもしれません。
我が家の計画は、日帰り登山。
子供がまだ小さいので、いちばん負担が少ないと思われる、早朝出発のプランです。
登頂には特にこだわらず、行けるところまで行って、戻ってくる予定でした。
また、天候が悪くなったり、体調が悪くなったりしたら、即下山するつもりでした。
ですが、思いもよらず好天に恵まれ、七合目まで子供たちが馬に乗ることができ、
さらに誰も高山病にならずに済んで、見事全員が登頂!!
さすがに長男は、九合目あたりで相当辛かったようですが、最後まで頑張りました。
(未就学児は珍しいらしく、途中沢山の方々に励ましていただきました)
登山開始が6時半、頂上到着が14時半と、馬を利用したにもかかわらず、登りに8時間もかかってしまったため、
下山の時間が少なくなってしまい、ちょっと焦りましたが、下山はほとんどノンストップで、なんと3時間で5合目に到着。
長い長い下山道は本当に辛かったです。子どもたち、本当によく頑張ったと思います。
子供たちは二人とも、「もう富士山はコリゴリだ〜〜」なんて言ってますが、頂上まで行けたことは、きっと一生の宝ものになると思います。
五合目での御来光、登山中に見ることができた素晴らしい景色、頂上に着いた時の感動、五合目に無事戻れた時の安堵感、
すべてが素敵な思い出になりました。
通常は子連れの場合、山小屋1泊が基本かと思いますが、
我が家の場合は、慣れない山小屋で1泊するよりも、馬を使ってでも日帰りという選択をしました。
それが良いのかはわかりませんが、こんな方法もあるよってことをお伝えできればと思いました。
登山の詳細は下記のページにまとめましたので、ご覧いただければ嬉しいです。
http://blog.livedoor.jp/asobiba_ie/archives/51001949.html
そして、少しでも、これから子連れで富士登山をされる方の参考になれば幸いです。