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 みんなの登山記2008−37
 投稿者:Naoさん

■2008年8月20日(水)河口湖口

夏休みに、たまたま河口湖畔の旅館に2泊することになりました。 せっかく河口湖まで行くのなら、富士山に登ってみようか??という父親の提案に、 子供たちがすっかりやる気になり、家族での富士登山が実現しました。 メンバーは、父(30代後半)・母(40代前半)・長女(9歳)・長男(5歳) 全員が富士山は初めて。長男は、登山自体が初めてです。

事前にいろいろ情報収集をした(あっぱれ!富士登山さんには大変お世話になりました)ところ、 距離的な点から富士宮口からが良いのではないかと考えました。 傾斜は急で、道も険しそうですが、その分高度が稼げるので、同じ時間登っても他より高いところまで登れるのでは?と思ったのです。 前日までそのつもりでしたが、諸事情により急遽河口湖口に変更。結果的に、それが良かったのかもしれません。

我が家の計画は、日帰り登山。 子供がまだ小さいので、いちばん負担が少ないと思われる、早朝出発のプランです。 登頂には特にこだわらず、行けるところまで行って、戻ってくる予定でした。 また、天候が悪くなったり、体調が悪くなったりしたら、即下山するつもりでした。

ですが、思いもよらず好天に恵まれ、七合目まで子供たちが馬に乗ることができ、 さらに誰も高山病にならずに済んで、見事全員が登頂!!
さすがに長男は、九合目あたりで相当辛かったようですが、最後まで頑張りました。
(未就学児は珍しいらしく、途中沢山の方々に励ましていただきました)

登山開始が6時半、頂上到着が14時半と、馬を利用したにもかかわらず、登りに8時間もかかってしまったため、 下山の時間が少なくなってしまい、ちょっと焦りましたが、下山はほとんどノンストップで、なんと3時間で5合目に到着。 長い長い下山道は本当に辛かったです。子どもたち、本当によく頑張ったと思います。

子供たちは二人とも、「もう富士山はコリゴリだ〜〜」なんて言ってますが、頂上まで行けたことは、きっと一生の宝ものになると思います。 五合目での御来光、登山中に見ることができた素晴らしい景色、頂上に着いた時の感動、五合目に無事戻れた時の安堵感、 すべてが素敵な思い出になりました。

通常は子連れの場合、山小屋1泊が基本かと思いますが、 我が家の場合は、慣れない山小屋で1泊するよりも、馬を使ってでも日帰りという選択をしました。 それが良いのかはわかりませんが、こんな方法もあるよってことをお伝えできればと思いました。 登山の詳細は下記のページにまとめましたので、ご覧いただければ嬉しいです。

http://blog.livedoor.jp/asobiba_ie/archives/51001949.html

そして、少しでも、これから子連れで富士登山をされる方の参考になれば幸いです。

(管理人)
リンク先のNaoさんのブログは読みごたえがあって写真もきれいなのでぜひご覧になって下さい。「富士山型メロンパン」の写真は必見。富士山で馬に乗ったことはとても良い思い出になるでしょう。



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(08/8/29)