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 みんなの登山記2008−52
 投稿者:Y.Oさん

■2008年8月30日(土)〜8月31日(日) 須走口

自宅から須走口五合目まで
 一度は登りたいと思っていた富士山。青森県からは遠く、半ばあきらめていました。しかし年齢的にもだんだん厳しくなるばかり(53歳)。意を決して登ることを決意したのが今年の3月。それからネットで調べてみると大人の休日倶楽部会員パス(JR東日本の電車が3日間乗り放題で12000円)が8月29日から使えること。新松田駅から須走口五合目までの登山バスが今年から運行されることもわかり、8月30日の午前6時56分八戸発の新幹線で出発、須走口から登り七合目大陽館宿泊の一泊二日で計画を立てました。
 八月後半はぐずついた天気が続いており、当日も雲が厚く覆っていました。風雨が強ければ引き返すことにし、とりあえず行けるところまで行ってみようと思いながらの出発。新松田駅で登山バスに乗り込むあたりから小雨が降り出しましたが、幸いにも本降りとはならずにすみました。登山バスは20人乗りぐらいの小型バス。当日は10人くらいしか乗っていませんでした。12時50分須走口新五合目着。渋滞に巻き込まれることもなく、予定到着時間より20分も早く着きました。  

須走口五合目〜七合目大陽館
 体を高度に慣らすために一時間ほど五合目の東富士山荘できのこうどんを食べながら過ごす。評判どおりうどんもおいしかったが、きのこのお茶が特別おいしく感じられた。帰りの着替えなどの荷物を東富士山荘に預かっていただき、13時50分登り始める。はやる気持ちを抑え、体が慣れるまでできるだけゆっくり歩く。六合目ぐらいまでは小雨が降っていたが、周りの木々が雨を遮ってくれるのでさほど気にならない。六合目の長田山荘に着く頃には雨もあがった。道も緩やかで広く、1本道で迷うことはない。七合目の大陽館まで休憩をとらずに登ったが、高山植物の写真を撮るのがちょうど良い休憩になった。
五合目登山口13時50分発〜七合目大陽館17時10分着 今日の行程3時間20分。

宿泊 七合目 大陽館
 山荘は外から見るよりも天井が高いせいか、なかは意外に広く感じられる。部屋の真ん中に通路があり両側はベットが3段になっている。一区画が畳二畳ほどあるが、4人分の布団とシュラフが敷いてある。入り口で渡された厚手のビニール袋に靴とザックを別々に入れ、枕もとに作られた棚におく。部屋は、ストーブが焚かれており暖かい。18時30分夕食。夕食は豚汁・ご飯・ハンバーグ。ご飯と豚汁はおかわり自由。ご飯と豚汁を2杯ずついただいた。お腹一杯になり満足。翌日の朝食は4時30分と告げられる。食後、外に出て見るが時間が早いせいか星の数は期待したほど多くない。寝床で横になりながらイヤホーンでラジオを聞く。放送局によってはけっこうクリアに入る。寒くはないのでシュラフから体を半分だし、薄い掛け布団を掛け20時30分就寝。覚悟はしていたが熟睡できなかった。夜中に何度か目を覚ます。それでも疲れはとれたように思う。  翌朝4時30分朝食をとり、大陽館の前で御来光を待つ。残念ながら雲の間からわずかにしか見えない。しかし、眼下に見える雲海に感激する。

七合目大陽館〜富士山頂
 七合目5時50分出発。頂上まで見渡せるが、傾斜もきつくゆっくりしか歩けない。途中何度も立ち止まりながら進む。本七合目見晴館・八合目江戸屋、本八合目胸突江戸屋、八合五勺御来光館・九合目の鳥居と目標物が見えるので、頑張ることができる。予定より頂上に着く時間が遅く、バスの時間が気になるため、お鉢巡りはせず山頂でゆっくり過ごす。日射しもあり、思ったほど寒くはない。山頂の山小屋に今日で店じまいのようで後片付けしている。携帯電話で友人に登頂を報告する。  富士山頂上9時20分着。行程3時間30分。  

下山 10時30分出発〜五合目
 使い捨ての膝サポーターとスパッツをつけ、日焼け止めを塗りサングラスかけて出発。専用の下山道を下るが、時々登山道と交差するので間違わないように注意しながら歩く。七合目の大陽館から砂走りに入る。膝には負担がかからないが、火山灰に足を取られて、疲れた体にはけっこうきつい。何度か転びそうになる。体力不足を痛感。3時間で下山する予定だったが、3時間30分かかった。それでも何とかバスの時間に間に合い帰路につく。  5合目14時着。行程3時間30分。トータル10時間20分。

 富士登山にあたり、たくさんのホームページを参考にさせていただきました。特に、「あっぱれ!富士登山」には本当にお世話になりました。私の登山記がこれから富士登山を目指す方の参考になれば幸いです。


(管理人)
登りが合計で7時間を切っているので良いペースだと思います。高原植物の撮影などで自然を満喫。須走口ならではの登山です。



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(09/1/18)