■2010年7月17日(土)〜18日(日) 富士スバルライン
3連休、混雑の登山でした。
あの苦しくても山頂に到達し、ご来光を迎える達成感
をまた味わいたくて、2度目の富士登山に挑戦です。
昨夏、初めての本格的な登山、それも無理を言って妻
に付き合ってもらいましたが、「もう2度とイヤ、次
回は貴方一人で」と言う事で、今回は私一人でまたバ
スツアーで登山です。
しかし、連休だけは避けたかったです。混雑して登山
気分が味合えないからです。しかし、参加者が集まら
なければ仕方ない。15日の登山が、キャンセルとな
り3連休、17日から総勢27名での登山をする事に
なった。年配者が多く、お一人サマでの参加が私を含
めて7名いました。
横浜を出てから予想通り、中央高速は35キロの渋滞
でバスは急遽、一般道を走りました。交通情報で途中
中央道に相模湖から入り、スバルライン、5合目到着。
渋滞の時間遅れで、昼食は各自、SAで買い求めてバス
内で済ませた。それでも、登山開始前の休憩はしっか
り45分とって、体調管理をした。
13時半にガイドさんからの登山の注意を受け、恒例
の「頑張るぞっ!」のかけ声をかけて、登山開始です。
富士山は霧で見えなかったが、天気も良く足も軽い。
登山道は最初、なだらかで、途中からは下り坂、皆さ
んこれでハイキングの気分になっている。
ガイドさんも心得たもので、坂道に入る直前「ここか
らが、本当の登山ですよ」と。
皆さん、急に口数が減ってきました。シェルターの説
明や、高山病にならない為の呼吸方法、歩き方等を何
度も、ガイドさんが細かく皆に、話してくれました。
ツアーでの登山者が多く、途中抜いたり、抜かれたり
で、お互い励まし合っての交わす会話は楽しいです。
登山道の渋滞でこまめな自然休憩が取れ、水分補給を
して、種抜きをした梅干しで塩分の補給をした。
宿泊する山小屋、「太子館」には午後7時過ぎに到着、
部屋割りを受け、夕食にカレーを食べ、8時には仮眠。
「山小屋の出発は午後11時15分」
山小屋の中は暑く、寝袋に入れずにそのまま寝袋の上
で休んだ。9時に消灯、私の両脇の男性どちらも高イ
ビキで私は寝れませんでしたが、体を休めるため、横
になって、耐えました。
10時半過ぎにはもう全員が起きて身支度を始めた。
両脇の男性、開口一番、「暑くて眠れなかった」(^^;)
ガイドさんから「混雑で、ご来光を山頂で観るのは無理?」
との話であったが、とにかく登ろうと、決めた。
混雑は想像以上で、時間がどんどん過ぎてゆく。本8合目
「トモエ館」の所で4名が脱落した。(下山時に合流)
私たちは下界の美しい夜景や、夜空の星を見ながらゆった
り気分で歩いた。
9合目過ぎ、小さな鳥居を過ぎた頃、日の出時間となり
脇道で「ご来光」の瞬間を迎えた。
山頂からは大歓声が聞こえてくるが、私たちはひたすら
黙って太陽の光を眺めていた。更に山頂に向かい、渋滞、
渋滞の中、6時半過ぎ、山頂に到着。7時に下山を開始。
天候もよく下山道はホコリが酷く、私はマスクを着用し
て両足にサポーター、1本のストック使用で下山をした。
それでも2回転んだ。やはり相当足に疲れがきていた。
12時20分五合目に到着。ここも暑かった。13時に帰
りのバスに乗り、「温泉入浴」に向かうが、連休中のスバ
ルラインは大渋滞で交通規制がされ、スバルラインの上り
道にはこれから登山するツアーのバスや、遠く大阪、愛媛、
等のナンバーの乗用車が、並んで待っていた。
入浴する温泉までの道には、無料となった「河口湖大橋」
があり、ここでも車が渋滞していた。
さっぱりしての出発は16時20分。中央高速が渋滞して
いるとの事で、河口湖から山中湖、道志村、相模湖と一般
道で横浜に戻った。予定到着は18時頃であったが、実際
には9時を過ぎていた。横浜駅はその日に行われた花火大
会の帰り客で混雑していた。
今回の登山では達成感がまったくなかった。
山頂に無事到達して、ご来光を観る事で達成感が生まれる
のではないかと私は思う。
「休日、高速千円」はやめてほしい。時間のロスである。
2回目で、気持ちに余裕を持って登山が出来ました。
富士登山は平日にする事をお勧めします。
登山では日焼けが気になりますが、リップクリームがあ
ると便利です。太陽で唇がとても荒れます。
(管理人)
確かに渋滞で登頂していないと、ご来光で「ばんざい!」とは叫べないかもしれません。九合目から山頂まで2時間弱ですか。凄まじい渋滞です。
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