■須走口(02年7月19日)
予定通り、19日の夜富士山に挑戦して来ました。
少し天候の不安はあったのですが、雨は大丈夫そうだったので出かけました。
教えて頂いた地図を頼りに、須走口から入りました。ふじあざみ道路に入って
直ぐ、2頭の鹿が道路に飛び出して来てビックリ!
9時から歩き始めて樹林帯の中は風が涼しく、ルンルン気分で登っていたのですが、
樹林帯を抜けると風が強く時々吹く突風に体を飛ばされそうになる程。
あまりの風の抵抗で足が前に踏み出せず、瀬戸館を過ぎて30分位の岩陰で
ビバーク状態に・・・2時間待っても風は弱まる気配無しで寒さに耐えられず
出発、太陽館まで登りトイレの陰で又2時間の風避け。
3時半頃から東の空が明るみ始め、このまま下山しようかと迷っていた心に
もう少し頑張ろうと云う希望が湧き、又歩き出して展望の良い場所で御来光を
待つ事に・・・遮る物が何も無い富士山の御来光は本当に綺麗ですね。
これを見ただけでも登った甲斐があったというもの。
1770mの高低差はかなりきついです。子供でも登るのだからとタカを
くくっていたら、とんでもない!江戸屋で荷物を預けて、やっとの思いで頂上へ。
頂上は立っている事すら侭ならず、お鉢巡りどころか火口の傍にも行かれない程
の風で早々に下山、ジャリの飛礫に顔や体が痛い!
最後まで風に悩まされた登山でした。12時には駐車場に戻って来ました。
御殿場温泉会館で体や口の中のジャリを洗い流して帰路に着きました。
富士山は体力がある内でないと登るのは大変ですね。
今回、このホームページを読む事がなければ、いつか登ろうと思っているだけで、
ずーと先になってきっと登る体力が無くなって
一生登らないで終わったかも知れません。
ありがとうございました。
今回の山行で若い人が本当に沢山登っているのに感心しました。
他の山は殆ど中高年が多いのに、富士山は8割方若い人達で、嬉しくなりました。
まだまだ、日本は捨てたもんじゃない!なんて・・・
尚、「富士山の駐車場問題」実感しました。出かけたのは7月19日(金)
だったので、駐車場は十分余裕がありました。20日(土)の昼過ぎに戻っ
て来たら、登山口は人、人、人で溢れてました。登山する人ではなく、
観光バスで散策に来た人の群れ。バスが10台以上当然駐車場に入りきれず
バスも路上駐車、しかも2台並んで止まったまま。つまり、車の路上駐車が
片側にずら〜っと並んでいて、駐車場に入りきれない観光バスが縦に3台
そして、登りの車線にバスがもう1台、路肩ギリギリで登ってくる車が
その脇を通ると云う感じ。私達の車はそのバスの後ろで待たされたまま。
バスはその状態のまま、観光客が戻るまで待つ構え。40分待っても
交通整理をしているらしき人の説明も指示も無い。後ろには帰りの車が
数珠繋ぎになってくる。痺れをきらし、登る車が途切れた時に路肩を走って
バスをやり過ごし、交通整理のおじさんに文句を言ったら警官の指示がない
から通せない云々・・こんな状態、今日だけではないだろうに何と不手際な!
おじさんの言葉を無視して車を走らせたら、路上駐車は2km以上続いていたが
その先はスムーズに通れたのでほっとしました。その間も観光バスは3台も
登って来ました。どうするのだろう?
本当に御世話になりました。
又、楽しいホームページを読ませてください。