■2005年8月20日(土)
河口湖口から日帰り登山
▲はじめに
3度目の登頂&投稿です。今回は時間の記録がメイン。以下の条件に合う方は参考にされてはいかがでしょう。
@40代後半の男性
A健脚の方だとは思うが、ふだんは運動不足
B金曜日の夕方まで仕事
C深夜、車で麓までかけつけ、駐車場で仮眠
▲登りに6時間、下りは2時間
富士スバルラインで5合目まで登る予定でしたが、今年は土砂崩れ復旧工事の影響で31日までマイカー規制とは知りませんでした(例年はお盆休みまで)。スバルラインの途中から誘導され、0030ごろ富士北麓公園駐車場(無料)に着きました。車の数は100台程度でガラガラ。5合目行きのシャトルバスの始発は0600ということです。料金は大人往復で1600円。待ちきれない人はタクシーが片道で16000円。夜中でも結構使っている人がいました。
翌朝、目覚めるとすでにバスが待っていて、人が続々と乗り込んでいます。0540には満員の客を詰め込んだ始発が出発。私は2台目にもあぶれ、3台目に乗って出発したのは0555でした。朝はなるべく早く行動を起こしたほうがいいようです。5合目駐車場到着は0635。去年と同じく小御岳神社で安全祈願。歩き出したのは0730でした。当初は5合目駐車場で仮眠して0530ぐらいの出発を考えていたので、2時間を無駄にした格好です。
5合目の気温は17℃。標高2300mの早朝としては異例の暖かさといえるでしょう。天気は快晴。長袖シャツを脱ぎ、半袖の速乾シャツに長ズボン、帽子にステッキという出で立ち。日焼け止めを顔と両腕に塗りたくりました。飲み水は2.5リットルを用意。6合目を0758通過。途中10分休憩して7合目花小屋を0852通過。去年泊まった7合目東洋館に0925到着。そのときは雨の中を歩き続けて2時間もかかったので、今回はかなりのハイペースだったようです。
東洋館を0935出発。ここから急に足が動かなくなりました。岩場で何度も立ち止まって30分以上を費やし、8合目太子館通過は1024でした。8合目白雲荘を1057通過。本8合目富士山ホテルを1146通過。このあたりでは休んでは歩き、休んでは歩きを繰り返し、休憩時間をいちいち覚えられないほど。多くの登山客に先を越され、体力の低下を痛感しました。ガスが出て風が冷たくなってきたので、長袖シャツを着ます。
休みながら歩いて8合5勺御来光館を1214通過。すでに手袋が必要な寒さです。歩きつつ休んで9合鳥居を1258通過。登山時間5時間台はなんとか死守したくて、少しだけペースアップ。頂上に1328たどりつきました。登山時間5時間58分。頂上の気温は8℃。強風が吹きまくっていたので、体感温度は0℃ぐらいだったかもしれません。フリースを着込みましたが、あまりの寒さに震え、お鉢めぐりは断念。おなかはすかなかったので、昼食はおにぎり1個。
1358に下山開始。岩場を苦労して登ったことを思うと、砂礫の下山道はきわめて快適。靴下を重ね履きし、ステッキを使いながら小走りで降りました。江戸屋を1435通過。左に折れて河口湖口へ。7合目トイレに1515着。100円を投入し、しばし休憩。6合目を1535通過、5合目に1559帰着。下山所要時間はたったの2時間1分でした。1600発のバスに滑り込みセーフ。1630に北麓公園駐車場に戻りました。飲み水の消費量は全部で1.5リットル。
▲おわりに
登山時間6時間は想定外でした。前回は1泊して合計で実質5時間。1時間もよけいにかかるとはがっかりです。6時間のうち、1時間半は休んでいましたから。まあ、前夜からの強行軍、朝から登り続け、ふだんの運動不足とよろしくない材料が集まっていたので、しかたありません。さらに、出遅れを取り戻そうとあせったのかも。とくに7合目までのハイペースが後の体力を奪ったのではないかと推測します。同じような境遇の方はご注意を。なお、なぜか日焼け止めが効かず、顔も両腕も真っ赤になりました。紫外線恐るべし!
ここまで書き終えて改めて「みんなの登山記」を見てみると、05-10の方は登り4時間45分、下り3時間5分。私の場合とあまりにも違います。やはり他人のケースは参考にならないのかもしれません。
(管理人)
北麓公園からでもタクシー代が片道で16000円とは。もちろん夜間料金も入っていますが、けっこう高いですね。下山時に江戸屋からトイレまでが40分というのはものすごく早いです。私は先日そこを下った時は足が疲れていたせいもあって90分かかってしまいました。
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