■2005年8月27日(土)〜28日(日)
バスツアーで富士宮口から御殿場口を経由して登りました。
1日目は霧(?)が出ていて涼しく、景色は楽しめなかったものの暑さに弱い私には絶好の登山日和となりました。2日目は好天に恵まれ、ご来光も見ることが出来、とても幸せでした。きっと、誰もが思うであろう、「なんでここに来てしまったんだろう・・・」→「登ってよかった!!」のルートをしっかりと私も通過してまいりました。
装備について、私などはガイドブックの通りに揃えて乗り込みましたが、7合目を出発してから、追い抜いていった若者3人が手ぶら、ビーサン、タンクトップだったのには驚きました。役員の方がなにやら話しかけていましたがそのまま行ってしまいました。
ずーと降りてこないかなーと心配していましたが会わずじまい・・・今頃どうしているか心配です。
中1の野球少年の長男が少々高山病にかかったようです。初日に頭痛があり、翌朝吐きました。日頃鍛えていても関係ないようですね。ちなみにダイエットのための体操でさえ続かない私は平気でした。酸素も持っていきましたが、効果は?
大きく息をする、ひたすらゆっくり登るのおかげで登頂できた気がします。
山小屋(赤岩八合館)は想像していたよりは良かったのですが、「あんなに眠れないことは・・」を経験したのは初めてでした。しかし、これは個人の問題で、山小屋の方は大変親切で明るく、カレーにもお味噌汁にも具をいーっぱい入れてくださって、感激でした。
私が参加したのは相模原市の体育協会主催のものです。市の山岳協会の方が20名弱のグループの前と後ろについてくださり、とても安心して登ることができました。団体は集合待ちの時間や、自由がきかないなど不便なこともありますが、同じグループというだけで連帯感がうまれ、休憩の岩を譲ってくれたり、トイレ待ちも話をしたりと団体のよいところも沢山あって、いろいろな方と親しくできて楽しかったですよ。
さて、トイレですが、行きたくはなくても先が分からないということで不安になるので
こまめに並んで行きました。困ったのは時間のない朝で、30分の準備時間のほとんどをトイレに並ぶことに費やしてしまいました。それと山頂、大きなトイレを建設中の近くの簡易トイレに並ぶこと20分。いたしかたないとはいえ、あと1年早くトイレができていたら・・・・・と。でも、バイオトイレは外に臭いはでますが、あまり中は臭わないですね。一応、トイレそのあとにを持っていったんですけど・・・
今回のルートは富士宮口から8合目に登り、赤岩八合館より山頂。下りは赤岩八合館より御殿場口方面へ行き、宝永山火口を通って新6合目にでました。宝永山の火口はとても素晴らしい眺めで、写真を何枚も撮りましたが、本物の千分の一も伝わりません。
自然って雄大で荘厳ですね。
私は次は何時行けるかわかりませんが(なにせ年なので・・)、山頂を目指している時「地獄だ、もう二度と来ない・・」とつぶやいた長男が「成人したらもう一度登る」と言っていました。
いろんなことを経験して、素敵な2日間でした。出発前にこのホームページにも出会えてよかった。こまめに水分補給・・・わかっているようでうっかりしちゃうので心に言い聞かせて登ってました。ありがとうございました。
・相模原市民富士登山記録(財団法人相模原市体育協会のホームページ)
(管理人)
通常のバスツアーと違い、このコース設定だと、カレー食べ放題で、帰りには宝永火口の雄大さを体感できるので良いですね。混雑時には確かにトイレが不足しています。注意しないといけないですね。
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