■2006年7月2日(日)〜3日(月)
再チャレンジで登頂成功
42歳男性です。恥ずかしながら肥満体型でBMIは30を越えます。
実は昨年初めて富士登山にチャレンジしたのですが、初心者にもかかわらず夜間登山に挑み体力を消耗しきって8.5合目で断念して下山しました。体力不足を補うためにウォーキングや里山登りを繰り返し、ウェイトも12kg落として(それでも標準よりかなりプラスです。)再チャレンジです。
昨年の経験から夜間登山はいくらヘッドランプを点けているとはいえ先が良く見えず意外にストレスが掛かるので、7/2より1泊山小屋泊まりです。
コースはいろいろ考えましたが、河口湖口からにしました。8.5合目までは昨年登ったのである程度わかっていることと、この時期でもほぼすべての山小屋が営業していることが決め手でした。(この時期なら予約なしで飛び込んでも泊まれると判断しました。)神奈川県在住なので、河口湖口へのアプローチが少々面倒なのですが、7/1より小田急線の新松田駅より河口湖五合目行きが運行されているのでそちらを利用しました。県央、湘南、三浦、方面からだとこのバスは大変便利だと思います。(※ご注意:2007年はこのバスは運行されないようです)
新松田駅を9:10に出発して五合目には定刻より20分あまり早着し11:10頃到着しました。麓では青空も見えていましたが、五合目はものすごい風雨です。しばらく様子を見ましたが、変わる気配が無いので11:55に出発しました。終始雨風が強く霰まで降り出したので、八合目の白雲荘さんに泊まることにしました。山小屋の接客についていろいろ言われているようですが、この小屋は非常に丁重な接客でした。17:00の食事後すぐに寝床で横になりました。日付が変わるあたりから御来光目的の登山者の出発準備でがさがさしだしましたが、とにかく体力回復を目指しひたすら横になっていました。
4時を過ぎ外が少し明るくなり始めてから起きて4:20に白雲荘さんを出発しました。雲の中にすっぽり入り視界は利きませんが、明るいだけストレスなしに登れます。白雲荘さんより山頂までは2時間が標準タイムということでしたが、ほぼ標準タイム通りにの6:10に山頂に到着できました。やはり山小屋1泊で明るい時間での登山の効果が大きかったようです。山頂は雲の中で真っ白で時折突風も吹く悪天候でしたが、やはり日本最高地点に到達したいと思い山頂の山小屋で休憩後、お鉢巡りをはじめましたが、完全にホワイトアウトの状態で10分ほど歩いて断念し引き返しました。
7:10に下山を開始し須走口に下りました。昨日の雨の為か下山道はかなり荒れていましたが、七合目まで降りてくると天気は回復してきました。大陽館さんの先で防寒具を脱ぎスパッツを履き砂走りを進みます。噂通り落ちるように進んで行きますが、砂が浅い所もあり終始飛ぶように進むわけには行きませんでした。8:50頃に砂払五合目の吉野屋さんに到着。ここで荷物整理などを兼ねて少し休憩をしました。9:10に吉野屋さんを出発したのですが、砂走りを走りすぎたのか足がガクガクです。9:40に須走五合目に到着し、東富士山荘さんできのこ茶をご馳走になりました。大変おいしかったのでお土産に購入してしまいました。
とにかく山頂に立てて満足しました。今度は晴れた日に登り剣が峰を目指します。
(管理人)
事前に12キロも減量されたのはすごいです。K.Oさんはバスに大変お詳しいです。→京浜急行バスのファンページ ノクターン
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