■2007年7月18日(水)〜19日(木) 河口湖口
こんにちは!兵庫県在住の主婦(体重増加中) バスツアー 一人参加で8回目、です。
お値段設定の安いツアーと 日を選んで今回は7月18日(水)
梅田乗車、 河口湖口 八合目白雲荘仮眠後 頂上でご来光を見るコース フィットリゾート昼食OP付き \14,300
結果は、にじゅうまるー★
先週から台風4号で全国的にかなり大荒れだったり、16日の新潟県中越沖地震など、心落ち着かない梅雨のさなかでしたが、鮮やかなご来光を拝めました。
一日目は濃い霧の中 五合目駐車場のバスは7台ぐらい?
雲上閣の夕食
夕方6時過ぎに貸切状態の五合目を出発、登山道もほぼ貸切。八合目白雲荘に夜10時半に着。男女別、お布団は一人一枚。耳栓の効果もあって、はじめて11時から、翌朝1時の起床まですんなり眠れて感激しました。
二日目が好天! 1時半出発。空を見上げると満天の星。何度か登山道の小屋の光の届かないところでの休憩のときに、「ライトを消して星を見よう」とガイドさんが声をかけてくれました。天の川と分かる星の濃さが肉眼で見えるんですもの、これだけでもガンバって登る値打ちがありました。
個人の登山者も少なく、時間差で小屋を出てくる他のツアーとすれ違うのも数回くらいのとても少ない入山者数。それでも登山道は一列ながら途切れのないライトの列が出来てます。 私は登り、下りとも遅いほうなので前の人との間に1m、2m、と間が空いても、それがなかなか詰められない。後ろの人を待たせてる・・・ と気があせるばかりで足は速くなりません。後半に開き直って、スキマを気にせずとにかく前へ、とだけ考えると、かなり楽になりました。到着時間にさほどの差はないですものね。
4時過ぎに頂上到着。風がなく暖かい日で、帽子、手袋なしでのんびり外でいても平気。こんなに暖かいのもはじめてです。
地上を一面に雲が覆っていて、この日は下山中も一度も下界の景色は望めませんでした。
今年の白雲荘のお弁当。かわいい水のボトルがついてます。
暖かくて、登山者数も少ないせいか どの山小屋もがら空き。大勢で大日岳のほうでのんびり座り込んでたり、小屋前の縁台でお弁当を食べながら、移り変わる雲の色を眺めたり・・・という、信じられないほどのどかなご来光待ちでした。
頂上で一番うれしかったのは、雄大な頂上からの写真で気になっていた小岩井大輔さんにお会いできたこと。
富士山頂上日記で、頂上からの日記も更新して居られます。
扇屋さんでのお仕事中(この日はキーホルダーの売り場)だったので少しお声かけをしただけですが、ブログの小さなポートレートの印象よりもぐっと優しげな感じでした。
毎年ヤマケイから「富士山ブック」が出て、紙面全面を使った小岩井さんや新井和也さんなどの写真が楽しみです。
広々とした風景写真の中にワクワク感を盛り上げるかっこいいキャプションがはめこまれていて、現実の登山よりも余程「富士登山」がステキに思えます。現実は、おおむね、あつい、しんどい、さむい、つらい、いたい・・・・ですのにね。
それでも、なんで毎年行くのか?というと、・・・・この「あっぱれ!」に投稿するのが楽しみなのが一番おおきいのかな。
それに、毎回 河口湖口からというおなじ道のりで歩くのに 暑かったり、寒かったり、雨や風がすごかったり、雷を体験したり、単調な道のりの中でもいろんな状況があって、過酷なほど ある意味面白いかも。
「今度こういう状況だったらどうしたら良いかな?」と持ち物などあれこれ工夫するのも次回までの一年すべて準備期間、として楽しめます。
技術、体力などの面で本格的な登山が出来なくても 富士山ならば「ゆっくり歩く」ことが出来れば何とか登れて、下界では見られない景色に出会える(出会えないときも多いが・・)のは魅力です。
ご来光の時間なのにこのひと気のない五合目銀座。
でもとにかく込み合わない時期に登るのはこんなに快適!
ツアーであっても一人で参加だと寂しいのが写真。
小屋前に着くと時間記録をかねて、周りの人にシャッターを押してもらってますが、いつも同じようなポーズとなります。
行動中のスナップなど、動きのある写真がほしいものです。
アイデアとしては、気の会う人を見つけて、お互いに、相手のスナップをさりげなく写しておいて、後で、お送りしましょうか?とお願いしておく、というのができたらなぁ・・・
以前そんな写真を送って頂きとてもうれしかったです。
休憩中などカップルなどにこちらからも「写しましょうか?」と積極的に声もかけてます。ただし技術の点で怪しいですケド・・・
今回の写真で一番うれしかったのがこれ。
大日岳ふもとで、研修で登ったらしい消防学校の新人さん達が集まってたところに飛び入りさせていただきました。
きびきびさわやか。若い男の子達、可愛かったです。
★ 今回の目玉商品? サングラスとスカーフ ★
ご来光後、5時集合に外人さんが一人行方不明。50人のツアー中7,8人くらい外国の方で、頂上での集合時間の連絡を聞き漏らしたのかも。幸い 後から追いついて、分岐点前での点呼には合流できて、添乗員さん、感激の握手でした。
バス車中で添乗員さんから万一の場合の連絡先として添乗員さんのケータイナンバーを教えてもらっていましたが、言葉の壁は厚かった・・・
このところ何年も小雨気味の天候が多かったので、出番のなかったサングラス。ようやく今年お試しです。(写真)
実はこれ工業用の防塵メガネ。利点はめがねの上から重ねられる事と、2千円までというお手ごろ価格。ホームセンターの工場内作業用品として、いくつも種類があって、無色のもありました。
頭からまいてるのは風通しの良い薄いスカーフ。下山時は太陽が横から射すので、帽子はあまり意味がないかと。タオルのほうがUV効果は高そうですが、日中登山でないので、薄いものでも軽く日よけにはなってたような。風が強いとバンダナと組み合わせて「アラブのターバン」みたいにするつもりでした。
このスカーフは、もうひとつ役目があって、両端30センチをミシンで筒状に縫いました。バスの車中 肩にかけ筒の部分に腕を通すとクーラー対策に快適。100円のダイソーで見つけたものですが、他の旅行にも役立ちそうですよ。
今年は雪渓の残りが多い。下山道の分岐点近くにも手で触れる場所にありました。
★ 今回の目玉商品? ウエストバッグの雨カバー ★
今までの雨で何度かウエストバッグを濡らしてあれこれ対策をしてきましたが、今回のでアタリが出ました。
スーパーのレジ袋で、バッグの幅に合うものを選び、、持ち手の穴にそれぞれのベルトを通して使います。
袋の中央に結ぶためのベロが出ているものの方がカバーしやすいと思います。ファスナーをあけるときには袋をずらせばいいし、雨が強くても 袋の上側をしっかり巻きつければかなりカバー力はあります。
一日目の霧で外で写した写真はどれも白くぼやけてモノにならず。
山小屋がそれぞれ新しいトイレを設置して、建物の印象もずいぶん変わってきたので、写真を撮っておくつもりでしたが何処もぼやぼやにしか写せませんでした。
あまりにきれいな山小屋はなんだかよそへ来たような違和感あり。
これからは敢えて昔ながらの山小屋に泊まりたい、という動きも出てくるかもしれませんね。
下山後は例によって爆睡。
おたのしみのおふろとごはんです。今回は2本立てで、基本料金の人たちをまず、別のスーパー銭湯でおろしてから 500円のオプションでのフィットリゾートのお風呂とバイキングの人を下ろし、再び添乗員さんとバスは基本料金の人たちに合流。
その停車のたびに降りる人のリュックをトランクから探し出しておろしたり、説明をしたりで、いくらか手間がかかるように思いました。お風呂が1箇所では混雑するのを避けて分散したのかもしれません。
添乗員さんが居ないほうでは、施設の係員が案内することになっていますが、手が廻りきらないか説明が聞こえなかったかで、食事場所への案内を待ってロビーでじっと待っている人たちも大勢。
まあ2時間ゆったりとってあったのであせる必要はなかったのですが、2箇所分散は添乗員さんも説明が難しそうです。
お食事は、やはりおいしー。
写真は第1ラウンドの軽いものからですので、まだまだ豪華なお肉などのものもあります。
いりこダシの若布のお味噌汁、が汗をたっぷりかいた体にむちゃくちゃおいしくって3杯おかわり。(アホの三杯汁・・・)
雑穀ご飯やとろろ、など 思う存分戴きました。
あー、満足ぅ
★ 最後に ♪運転手さん、添乗員さん、ありがとう! ★
いつも帰ってしまえば忘れますが、バスの道のりも長いっ
乗ってる私たちも ええ加減しんどいですが、それをずっと運転してくれてる運転手さん、おつかれ様です。
下山後の 爆睡してる私たちを乗せて静まり返ったバスを ひたすら目的地に走らせるのって なんだか申し訳ないです。おまけに、停車するたんびにトランク開けてあのリュック、この鞄、と出し入れをお願いしたり、本当にありがとうございました。
大変なお仕事ですがいつもにこやかに対応して、プロの職業意識を見せてくださいました。
また来年もお世話になれるよう、私も健康に気をつけて、来年を待ちますね。