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 みんなの登山記2007−9
 投稿者::M.Fさん

■2007年7月27日(金)〜28日(土) 富士宮口

こんにちは。2ヶ月程前、この夏に富士登山を思い立ち こちらのサイト等を参考に準備をしていたものです。 おかげさまで、富士宮口から無事に登頂できましたのでお礼をかねてメールいたします。

服装
・ユニクロのドライコンプレッションTシャツ、同ロングスパッツ
・ダクロンTシャツ
・カーゴパンツ
・ダクロン系の長袖シャツ
・薄手のフリース
・防風のベスト
・防水透湿のジャケット、同パンツ
・通常の軽トレッキングシューズ(ハイカットではありません。)、ユニクロのスポーツソックス
・防水の冬用手袋
・ショートスパッツ

持物
・ザック:20リットル
・飲料:水2.5リットル、アクエリアス0.5リットル、粉末アクエリアス1袋
・デジカメ、ヘッドライト、マグライト(小)、携帯電話、コンパス 手ぬぐい、酸素缶、軍手(滑り止め付)
・食料:100円シリーズのチョコレート一袋、カロリーメイト4本 ソイジョイ2本

登りは富士宮口、お鉢巡りをして下りは御殿場口から宝永火口を経由です。

富士宮口到着は20時頃。ここでカロリーメイトを2本食べ、一時間ほどのんびりして21時ごろ登山開始。
8合目23時、9合目23時40分、9合5匁目0時22分、登頂1時10分。
登山開始からしばらくは団体と一緒になることが多く、人の列が切れ目なく続く 印象が残りました。涼しくて非常に快適だったのですが、登っていくうちに暑く なってきて7合目を過ぎる頃には汗だく。
まだ寒くはなかったのですが、8合目でフリーストレーナーと防風のベストを着 込み、チョコレートを食べて一休み。
ここあたりから完全に一人旅になり、霧がでてきたりで心細さを感じることはあ りましたが、霧を抜けると月が煌々と輝く満天の星空で最高でした。
高山病を心配していたのですが、深呼吸を心がけたおかげか、9合目を過ぎたあ たりで頭痛になるかな?という感じがあっただけで酸素缶のお世話にもならずに すみました。

というわけでとても楽しい登山だったのですが、想定外に早く着いたおかげでご 来光まですごした4時間は正直ちょっとつらいものでした。東京の真冬並みとい う心積もりはしていましたし、衣類もホッカイロまでいれてやりすぎじゃないか と思っていたくらいだったものの、実際のところは風のおかげで体感温度、とい うか実感温度、は遥かにそれを下回り・・・。頂上について1時間位してからご 来光までは寒さとの闘いで、特に最後の1時間はしんどかったです。
ご来光のときは須走口の方に移動しようかと思いましたが全身の震えでとても道 を歩く自信がなく、東側の岩の上に何とかよじ登って震えてました。不思議なこ とに須走口の方でご来光を迎えている頃には体が落ち着いてきてご来光を拝んで からは無事にお鉢巡りに出発。天気は快晴。1巡りしてから富士宮口の奥宮に御 参りして、御殿場口でジャケットとパンツを脱いで下山しました。大砂走りを一 気に降り、宝永火口を眺めて富士宮口旧5合目(?)へ出て帰りました。偶然な がら、駐車していたところのすぐ近くに出たのも嬉しかったですね。

頂上であれほど寒かったのは汗のせいでしょうか。次回以降は頂上での衣類、特 に下着、の着替えとエマージェンシーブランケット、同様なアルミのついている マットの持参も検討したいと思います。特にマットは効きそうな気がします。 (登山道の途中で寝ている人がいましたが、多分ああいうものを下に敷いてるん でしょうね。お鉢巡りの間にぽつぽつと担いでいる人を見かけました。)ご来光 を待っている間に足の指がかじかんできたのは、靴のせいかと。アッパーが厚め ではあるものの通気性を良くするためにメッシュになっているものでしたので。 水は持ち過ぎました。お鉢巡りの頃から意識して多めに飲んで減らそうとしたの に、それでも余りましたので。2リットルあれば十分だったかもしれません。 軍手は寒さ対策というよりも、バランスを崩した時やつかまる時等岩に接触する ときに怪我をしないためにした方がいいと思いました。

登山歴があるわけでもなく、初心者の夜間登山はやめたほうがいいという意見も 目にしましたが、お蔭様できっちりとした準備ができ、楽しく行って帰ってくる ことができました。深く感謝します。ありがとうございました。


(管理人)
 山頂で御来光を4時間待つというのは厳しいですね。確かに軍手だと寒いので毛糸の手袋、あるいはスキーグローブがあった方が良さそうです。




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(07/8/1)