■2009年8月23日(日)〜24日(月) 須走口
はじめまして。
富士登山に関する情報を探している時に、ここのサイトを発見しました。
特にルート別の解説はたいへん参考になりました。
今年で5回目になりますが、やっと別ルートで行く気になりました(笑)
今回の富士登山の概況をご報告します。
スタートは8月23日から24日。
土日は混むので、日月で予定を組みました。
山小屋には泊まらず、いつもの夜行日帰りです。
過去4回は河口湖口(スバルライン)からでしたが、今回は須走口からアタックします。
5合目の標高は2000mなので、スバルラインに比べると300mのハンデがあります。
このハンデにどう対処するかが、今回の課題です。
8月24日
コンビニで晩御飯を購入後、ふじあざみラインへ。
駐車場問題に書かれていた通り、路上駐車が多いですね・・・
5合目には置けないのかと思いつつ、なんとか置けました。
ガスってて、周りの状況はわかりませんが、4〜5台ぐらいの空きはあったと思います。
駐車場到着は17:39です。
昼寝したので、登山開始です。
新5合目発 19:50
6合目 21:04
本6合目 21:40
7合目 22:38
本7合目 23:28
8合目 23:55
本8合目 00:22
8合5勺 00:52
山頂 01:58 (所要時間 6時間8分)
ちなみに、河口湖口から登る時のスタートはだいたい21時頃です。
300mのハンデがあるので、約1時間早く出ました。
結論から言うと、早過ぎました。
こんなに速く着くとは想定してませんでした。
(ちなみに河口湖口からだと6時間30分〜7時間で登ってます)
今回の御来光は雲が厚く、全くダメでした・・・
来年期待しましょう〜
山頂発 05:00
新5合目菊屋 08:00
帰りの所要時間はちょうど3時間でした。
・今回のお役立ちアイテム
金剛杖・・・ないよりあったほうがいいですね!
スパッツ・・・砂走りをやるなら、是非欲しいアイテムです。
作業服専門店で買った手袋・・・いつも軍手を使っていましたが、
グリップ力と保温力が違います。
・須走口から登っていて気づいたこと
毎年、単独登山してますが須走口は登山者が異常に少なく感じます。
というよりも、河口湖口からの登山者が多すぎですね。
登っていて追い越した方は、おそらく20人ほどしかいなかったように思います。
ちなみに追い越されたのは2回しかありませんでした。
登山口の違いで、こうも違うものかと思いました。
裏を返せば、静かな登山ができるのでいいルートかもしれません。
自分が健脚かどうかは、かなり微妙なところです。
回りの人たちが少なく、かなりのんびり歩いているので、
自分でも速いか遅いか判断がつきません。
ちなみに河口湖口からだと登山者が多くて、自分がどのくらいか判別できます。
山小屋の少なさ=休憩時間の短縮、それで登頂時間が河口湖口よりも
短縮されたというのが自分の見解です。
この須走りルートは、距離に対して高度を稼ぐコースだということは分かりました。
・山小屋の閉店時間が、河口湖口よりも早い。
登山者の数が少ないので仕方ないかもしれません。
河口湖口からだと、夜中まで山小屋は開いてます。
そんな感じで登っていたので、ちょっとアテが外れた感じです。
従って、焼き印を押せる場所が少なくなります。
・夜間だとコースが分かりにくい
河口湖口だと登山者が異常に多く、他人のヘッドランプの明かりで登山は可能です。
ところが、須走口は登山者が極端に少なく、あたりは真っ暗です。
ヘッドランプは必需品です。
慎重に慎重を重ねて登っていましたが、2回コースアウトしました。
あたりが真っ暗だと、こういうこともあるんだと痛感しました。
・金剛杖
どこの山小屋でも購入することができます。
ですが、同じように見える金剛杖も長さがいろいろあります。
山小屋によっては5〜6種類揃えている所もあるようです。
(ちなみに吉田口の浅間神社では長短の2種類しかありません)
自分は新5合目 菊屋で一番長い杖(150cmぐらい)を購入しました。
今後は焼印を集めてみるのも面白いかもしれません。
・下山道
河口湖口の下山道はダラダラとした長い下りが続きます。
当時は杖を持っていなかったので、よくコケました。
今回の須走口の砂走りはホントに楽でした!
足へのダメージもそんなになく快適です。
ただし、スパッツは必需品となります。
自分はホームセンターで500円のスパッツを購入しましたが十分でした。
おまけにくるぶし周辺の防寒という効果もありました。
以上、気づいたことを書いてみました。
山の天気は思いどうりにいかないものですね・・・
折あらば、またチャレンジしたいと思います。