■2010年9月17日(金)〜18日(土) 富士宮口
今年も行きました。閉山後の富士山登頂。(ガイド編・9月17日〜18日。)
今回の参加者は男性4名(大人2名小学生2名)は会社帰りの後に、東京から高速で23:00富士宮駐車場を目指して移動します。
行程は17日夜中・5合目駐車場にて車中泊⇒18日早朝から登頂⇒13時登頂予定⇒17時に5合目下山のプランです。
星空も満天でキレイでした。気温も10度を切る位の温度で若干ながら風も出ていましたので体感時には十分な寒さを感じるのでした。
夜中〜朝方まで駐車場はクルマの出入りが多いです。朝には満車状態でした。
出発は午前6:40程。途中最終のトイレに寄ったりして、正式には7:10頃になりました。
閉山後の登頂目的なので、あくまで自己責任の行動です。
今回の例年との装備面での違いは、「サポート・オブザーバー」なので、最後まで即・撮影できるよう三脚を伸ばした状態で最後まで担いで登る事です。おかげでフルメンバーの写真が即時に撮影できて良かったです。
装備面の違いは人数の関係から水を余計に1L多く担いだ事。(私だけで6L。)
最大の誤算は、自分の長年愛用していた靴の左足の甲が割れて壊れた事。(コレにより下山道は半ば半身の体勢を強制されてきつかった。で・す。)
三脚を担いでいるのですぐに全員の写真が撮れます。(今回でよくTVのドキュメンタリー番組等で、メインのタレントなんかが厳しそうなお顔を良く拝見しますが、本当に厳しいのはカメラさんだと確信しました。)
(左)出発、(右)6合目の警告看板
(左)6合5勺から8合目を望む、(右)8合目の岩場
9合目3,460M。この辺でチビ達の体力はかなりキビシイ状況になってきています。
(左)9合目到着、(右)9合目の3460M
問題の9合5勺から・・・ココが何時も問題の場面ですね。ゴールが見えているのに、なかなか思うように行き着かない。見た目のペースと実際の呼吸能力に差が開く為、見た目で進むと登頂後に、頭痛や高山病に陥りやすくなるんです。
で、最後はカメノコ状態(足と足の間が開かないくらいの歩調で)何とか到着。
頂上の神宮に参拝して、一昨年と同じ火口付近でビールの祝杯とチビ達はカップメンの昼食タイムです。
ここでエネルギー充填しておかないと下りが厳しいし、荷物も軽くしておかないとね後が続きません。
(左)ビールで乾杯、(右)山頂でのランチタイム
食後にチビ達は疲労からか、午睡に入ってしまい予定だったお鉢巡りを諦め、大人だけで、旧・観測所のある「剣が峰」を目指しました。
(左)日本最高峰での記念撮影、(右)観測所からアルプス方面の雲海
周りの殆どが雲海に包まれていたので、コレではお鉢巡りをしても景色は楽しめなかったかも知れません。頂上に1時間半程滞在し、帰り道は9合5勺まで登山道。
そこから7合目までブル道を使い下り、6合5勺付近ではガスに包まれながらも日暮れには駐車場まで戻る事が出来ました。
今回で14回目の登頂となりますが、ココまで初めから最後まで良い天気なのは初めてだと思います。
(今まで途中帰還3回。快晴2回。の他は、ガスに包まれた登頂です。)
息子もお友達と良い思い出が出来たと思いますし、参加して頂いたNさんも満足いった初登頂だったと自負しております。
今回のデータ
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ココでまた登山の持込物を列記。表記は全て4人分。 基本的にこの時期は「山小屋」が無いものと考えていたので、特に水は充分でないといけない。
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「水」(ベース地の5合目まで。)ミネラルウォーター2LX2。(飲料)10LX1(手洗い用) 山頂までは500mlのペットボトル計7本。(内訳スポーツドリンクX
4。)+缶ビールX1。 ※この量は、頂上でカップラーメンを食べる計画で持ち込んだが、4人居たので一昨年と違ってオーバーストック。
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「食料」基本は”おにぎり”8個(4X2人分)。カロリーメイト2箱。板チョコ2枚。Boxチョコ1箱。カップヌードルX4。お菓子(ドラムスコのお好みで2袋程。) この量は(ベース地5合目まで。)カッ
プめんX4。レトルトカレーX4。ご飯X5パック。
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「装備」ピークワンのシングルバーナーX1。カートリッジX2。携帯電話X3。ジェントスのヘッドライトX4。ストックX4。SPのコッヘルセット一式。キズ薬に包帯。頭痛薬+胃腸薬。「服装」基本は重ね着。登山途中はTシャツ一枚でもOKだが、休息中は急に冷え込む。フリース+フランネルシャツの組み合わせ。靴はハイカットの登山靴。ポンチョのみ。バッグは25LのディバックX4+ウエストバッグX1。
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9/13現在、6合目の山小屋のみ営業。トイレは6合目に有料トイレ有。非常用シェルターとして8合目はビバーク退避用の部屋のみ可能だが、ドアの開け方にコツが必要。頂上のトイレは全て閉鎖。
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一昨年に比べ多種多様の年齢層が平均的。登山道は9月から正式には閉山しているので、基本スタンスは「自己訓練」のつもりで挑まないといけない。 万一の場合に備え、最低「トレッキング保険」位
は加入した方がよさそうだ。(単発価格なら数百円で加入できます。)