■2014年8月2日(土)〜3日(日)スバルライン
ガイド付きツアーでの初登頂。剣ヶ峰で御来光。
一度は富士山に登ってみたいと思い、42歳で初めて登頂しました。
これまで低山の登山やトレッキング中心だったため、「あっぱれ!富士登山」をはじめネットや本で情報収集し、B社のガイド付きツアー登山(東洋館)を5月下旬に申し込みました。
<ポイント>東洋館プランは人気があるため、特に土日登山の場合、早々に予約した方が良いです。
1日目(8月2日)
7時30分 新宿駅西口を出発、中央道に入るも早速渋滞に巻き込まれノロノロ運転。渋滞は予想通りのため仮眠して過ごしました。
<ポイント>関東発のツアーには出発地が横浜、千葉、埼玉などもありますが、中央道に一番近い新宿発、しかも早い出発時間のプランに申し込んだ方が良いです。この日は同じB社のツアーで横浜発組(6:45発)と千葉発組(7:00発)も同じ東洋館に宿泊しましたが、新宿組より横浜組は30分、千葉組は首都高で渋滞に巻き込まれ2時間近くも遅れて宿に到着しました。仮眠時間が少ないと体調にも影響します。
11時20分 スバルライン五合目に到着。各自、食事と休憩をとる。
12時20分 登山開始、六〜七合目で雨に見舞われるも、その後は曇天の中での登山。
<ポイント>ガイドの歩き方を真似すると楽に歩けますので、なるべく先頭グループを歩きましょう。なお、新宿組は47人もいました。
16時前 東洋館に到着、夕飯(ハンバーグ)を食べて17時には仮眠。
<ポイント>寝袋で寝ましたが、狭く、早い時間のため殆ど寝れませんでした。寝ると呼吸が浅くなると聞いていたので、意識して深呼吸をして身体を休めました。
22時 東洋館出発。八合目で宿泊している登山者が出発すると混雑するために早く出発したガイドの判断は正解でした。
<ポイント>少し急な登山道になりますが、深呼吸して水分・栄養補給を欠かさずゆっくり登ります。おかげで全く高山病にならずに済みました。かさばる酸素缶は必要ありません。また、ヘッドライトは頭に着けると痛くなる場合があるので、首からぶら下げてザックの胸部分のヒモで固定するとうまく足下前方を照らすことができました(ガイドの進言)。
2日目(8月3日)
3時10分 渋滞もなく、九合目からは空いている下山道を登り、吉田ルート山頂に到着。ゆっくりのペースで参加者47人全員が登頂できたのもスムーズに登れたためと思います。
3時30分 横浜組も合わせ20名がお鉢巡りのため、剣ヶ峰を目指す(東洋館を遅れて出発した千葉組とは合流できませんでした。)。
<ポイント>アンダーウェア、シャツ、フリース、レインウェアの4枚重ね着でしたが、夜明け前の頂上で立っていると、晴れていても震える程寒かったです。但し、お鉢めぐりで歩き始めてからは丁度良かったです。また、ツアー登山では一定人数が集まらないとお鉢めぐりはしないケースがありますので、事前に確認しましょう。
4時30分 途中郵便局で(事前に書いた)葉書を投函し、20名中16名が剣ヶ峰に到着。頂上は既に登山者でいっぱいのため、その下のスペースに荷物を置き、「日本最高峰」の標石で記念撮影(ガイドの進言で、夜明け後は撮影で渋滞するため、先に撮影しました。)。
4時50分 御来光を拝む。太陽が信仰の対象になるのも分かりました、素晴らしい。
5時10分 影富士を眺望する。影富士の西側(写真の左端)に縦に伸びる虹が見えたが、ガイドもなかなか見られない光景だとか。改めて登頂して良かったと思いました。
5時30分 久須志神社を参拝した後、ツアーで提携している東京屋で休憩。
6時10分 下山開始、八合目からは各自で自由下山
9時30分 スバルライン五合目に到着、食事をしてお土産を購入。
<ポイント>少し早めに下山しましたが、ゆっくり下山しても10時30分には到着しますので、ツアーの集合時間はそれ程気にしなくても大丈夫です。このツアーでは事前に集合時間は決めずに、全員が揃ってからバスの出発時間を決める方式で、初心者中心の登山者の心理をよく分かっていると思いました。
11時20分 五合目を出発、日帰り温泉へ。登山で疲れている時、いろいろ面倒見てくれるツアーはやはり便利ですね。
17時00分 新宿駅西口へ到着
<おわりに>
初めての富士登山でしたが、土日にもかかわらずスケジュールどおりの登山ができ、また、高山病にもならず、御来光と影富士を堪能できて大満足でした。これも優秀なガイドのおかげと感謝しています。今度はフリーで寄り道をしながら登頂してみたいと思います。