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 みんなの登山記02−4 河口湖口
 投稿者:TKさん


■富士宮口(02年8月1日)

 はじめまして、神奈川県西部に住んでおりますTKと申します。

 2002年8月1日(木)に初めて富士山(富士宮口)にアタ ックし、無事成功しました。事前に「あっぱれ!富士登山」か らたくさんの情報をいただいたおかげです。ありがとうござい ました。
(42歳、男、事務職、やせ型、体力はごく一般的)

1.計画
・初めてなのでとにかく登頂目的の計画としました。
・自分のペースで登ることが効率的と考え、寂しいけれど一人 で気ままに登ることに。
・天気の良い日をねらいました。
・すいている平日としました。
・お気軽な日帰り計画としました。
・ルートは最短距離と言われている富士宮口にしました。

2.天気
2週間ほど前から毎日天気図を見て高気圧が大きく広がってく る平日を待ちました。決行日は数日前に決めました。

3.決行
朝3:40自宅出発。
富士宮口5合目5:10着。


 駐車場は最上段が9割ほど埋まっていました。下の段はまだガ ラガラ。サンドイッチをコーヒー牛乳で流し込み5:40登山 開始。天気は良好でこれから登る富士山がきれいに見えていま した。

4.登山開始
6合目付近の山荘通過。
新7合目山荘6:55着。7:15発 。
7:55元祖7合目山荘通過。
8合目山荘8:30着。9: 00発。


 休憩した後の再スタートが苦しかったですね。10分ぐらい歩 くと調子が出るのですがそこまでは体全体が鉛のようでした。 休憩は短く数多く取ったほうがいいみたいでした。とは言えや っぱり長く休んでしまいます。ここまではまあまあのペースで 来ましたがこれから上は軽い頭痛と胃部不快感の高山症状が徐 々に現れきつくなってきました。

5.登頂
9合目山荘9:35着。10:05発。
9合5勺山荘10:4 0着。10:55発。
11:50登頂。


 呼吸が苦しいとはあまり感じませんでしたが体全体がだるくて 重い。最後の鳥居をくぐった喜びで一気に駆け上がったら吐き 気に襲われてしまいました。最後までじっくりいかないといけ ませんね。下界は雲で見えませんがここは快晴。日差しがきつ く山荘の影でしばし休憩。ボーっと感激にひたっておりました 。高山症状が改善しないので公衆電話で家に登頂報告し、火口 を見学?し、郵便局で登山証明書500円を買って早々と下山 にかかりました。目的は達成したので大満足!

6.下山
12:35下山開始。
9合目山荘13:25着。13:50発 。
駐車場15:40着。


 下山とはいえ8合目まではかなりつらかった。例によって軽い 頭痛軽い吐き気。日差しがきついので9合目ではカルピスウオ ーターを購入し中のテーブルで休ませてもらいました。これを 飲んでるときが今回いちばんつらかった気がします。長い休憩 を取ったのは9合目だけであとの山荘は小休止程度でどんどん 降りました。気分は徐々に楽になり新7合目山荘を過ぎたあた りからは降りるのがもったいない気がする程でした。駐車場に 到着しグッタリ。低速安全運転で帰りました。

7.まとめ
 以下わたしなりのキーワードを上げてみます。

:使いませんでした。手が空いてブラブラしてた方がラク チンと勝手に判断したためです。特に不便は感じませんでした が次回は持ってみて比較したいと思います。

ゼリー飲料:今回は高山症状で結局昼食は取れませんでした 。ゼリーを2個持っていったので良かった。次回は4個持って いこう。

山荘で休憩:飲み物を買って山荘の中で休ませてもらう手は 使えると思います。混雑していないときだけ可能なのかもしれ ませんが。

砂走りもどき:富士宮口に砂走りはありませんが初めての私 にはところどころ砂走りっぽく楽しめました。平日ですいてい たからで、登ってくる人がけっこういたら出来なかったと思い ます。ということで富士宮口でもスパッツはあったほうがいい かも。

平日日帰り:日帰りは装備が格段に少なくてすむ(約5Kg だった)ので登頂だけの目的ならおすすめです。更に平日おす すめ。行列とは無縁でした。各山荘の外ベンチでもゆっくり休 めました。

:気温は低いのに汗は大量に出ました。特に背中は荷物を 背負っているのでなかなか乾きません。休憩するとかなり冷え ます。高性能アンダーウエアを試してみたいと思いました。

8.最後に
 あっぱれ情報のおかげで(高山症状も含め?)ほぼ予定通りに 行ってこれました。会社を1日休んだだけで人生の一目標を達 成できるとはなんともいい気分。高山症状さえなければかなり 快適だったと思います。次回は駐車場でもう少し時間を取るな どの高山病対策をして登ろうと思います。

(管理人)
 ステッキは元気な方なら必要性は少ないかもしれません。ただ、富士宮口のように段差のある下山道ではステッキがあると膝への負担が軽減されます。自動車で一気に登るので五合目で30分の高地順応ではやはり短いようです。TKさんが書かれているようにもう少し時間をとると良いですね。


(02/8/6)


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