■富士宮口(02年7月27日〜28日)
********** /~\ 【富士登山:レポート】 /~\ *******
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【DATA】 *登頂日:2002.7/27(土)〜/28(日)両日ともに晴れ。
【メンバー】 *総勢16名(最年少:6才〜最年長:73才)
A( 6才・♀)、B(10才・♂)、C(14才・♂)、D(38才・♀)、
E(40才・♂)、F(42才・♀)、G(44才・♀)、H(44才・♂)、
I(47才・♂)、J(48才・♀)、K(48才・♂)、L(51才・♂)、
M(58才・♂)、N(69才・♀)、O(71才・♀)、P(73才・♀)。
・・・上記の男性:8名、女性:8名・・・・・・★ E がσ(^-^)です。・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*登山&下山ともに「富士宮口」。(新五合目まで車で送迎)
★ L さんはなんと登頂日(7/27)がお誕生日〜!........オメデト(^_^)∠※PAN!
★ そもそも今回の「富士登山計画」は今年、 C君が数え年で”15歳”。
昔で言えば”元服の年”。 つまり、もう大人の仲間入りをするために
何か記念のイベント(本人にとって”実”のなること)を!
ということから始まりました。o(^o^)o
____________________________________
いんやぁ〜、行って来ました『富士登山』!
先ず始めに今回の登山で恵まれた事は、なんと言っても”天候”です。
聞くところによると、こんな天候は年に1度〜2度、有るか・無いか だそうです。
v(^^)v
上記メンバーの総勢16名。
し・か・も、”経験者なし”の無謀(?)ともいえる集団の冨士登山記です!
。。。。。。。では、はじまり・はじまり〜。\
(^o^)......。。。。。。。。。。。
≪27日(土曜日)≫天候:晴れ。
AM 9:30 秦野市を出発〜。東名高速(秦野中井IC)→(御殿場IC)。
マイクロ バスの中でメンバーリストを作り、携帯電話を持ってる
メンバーは記入。
途中、コンビニに寄り、人数分をコピーして全員に配布。
#:(万が一の連絡用です。( ;^^)ヘ..):#
12:00 富士宮口の「新5合目」に到着。(予定→AM 11:15)
*気温:20〜23℃。
*携帯は全てのメーカー通話可能。
4合目あたりから路上駐車の車が片側にビッシリと
停まっている為、大きなカーブの手前で「片側通行規制」があり、
40分ほどロスタイム。
新5合目の食堂で昼食をとる。
σ(^^)はカレーライス(\1000)を食べました。
ちなみにその他のメニューは山菜そば(700円)、
カップヌードル(300円)でした。
この食堂で不思議な現象。。。。
テーブルがいっぱい空いてるのにみんな
”てんでんばらばらの席”に着く〜。・・・
。。。。。なんでだろう?・・・;^_^A。。。。。。。。。。。
PM 1:15 昼食後、しばらく体を慣らして、いざ 登頂開始〜!!
(予定→12:30)
太陽はサンサンと照ってますがそれほど汗はかかない。
さわやかな風が気持ちいい〜。\(^o^)/
『さぁ〜、がんばるぞ〜っ!』
・・・エイ、エイ、d(゜o゜)/オォー!!
≪≪≪≪≪ 新5合目 → 新6合目までの道中 ≫≫≫≫≫
『みんな、あせらずゆっくりでいいからね〜ッ』
『最初から飛ばすと、後がきついよ〜っ』
下がジャリジャリの緩やかな坂道。(確かに情報どおり、歩きにくい〜)
それでも娘(A)の手を引き、
♪なんだ坂、こんな坂、・・♪(ルン・ルン)
♪あ〜る〜こ〜、あ〜るっこ〜、
わた〜しは〜 元気〜・・・♪(ルン・ルン)
などと歌いながら、この頃はまだまだ余裕で登ってました。
#:(後で”痛い目”にあう事も知らずに・・・)・・・σ(^-^;):#
1:35 「新6合目」に到着。。。。。1:45発。(予定→1:00発)
*気温:18〜20℃位。
*携帯は全てのメーカー通話可能。
≪≪≪≪≪ 新6合目 → 新7合目までの道中 ≫≫≫≫≫
まぁ、今のところ・・・みんな順調〜。o(^o^)o
しかし、 A(6才) がブツブツとなんか文句を言ってる。、、、、、
彼女(A)いわく、
『ふじさんはヒツコイッ!どこまでも坂道ばっかりで〜っ!・・』
この発言に一同、爆笑〜!(^▽^) ワハハッハッ〜・・・・。
確かに大人の1/2程度の歩幅しかない6才の子供にとっては・・・・・・
『富士山の登山道はひつこい!』でしょうね。
(どこまでもゴールが見えず・・・)(笑)
彼女(A)は「新6合目」で登山終了。
イコール:(宿泊)だと思っていたようです。(^^ゞ
高齢組((←ご本人たちには(^x^)内緒〜ネ))3名は順調です。v(^^)v
↑↑↑実はσ(^^)は、少し心配していました。
(足腰、大丈夫かなぁ〜?)
ところが後に判明しますが、
この心配はまったくの”無用”だったようです。;^_^A
結果的にはσ(^^)なんかよりよっぽど足腰が丈夫でした〜。
3:25 「新7合目」に到着。。。。3:35発。
(予定→2:20)←かなり遅れてます〜。
*気温:17〜18℃位。
*携帯は全てのメーカー通話可能。
≪≪≪≪≪ 新7合目 → 元祖7合目までの道中 ≫≫≫≫≫
皆、少しずつシンドクなってるようです。
それぞれのペースにバラツキが出てきました。
(先頭〜最後尾の時間差が約15分)
このあたりからはそれぞれに「高山病」の症状が出てくることが
予想されるので・・・・・・・・・
「みんな揃って登るのではなく、各人のペースで行きましょう!」
ということに。
このあたりから、Dさんに少し、高山病の兆しが・・・・・・・・・。
σ(^^)の膝(左)も痛みだしてきた〜。( ;^^)ヘ..
#:<ヤッパリ最初に影響が出てくるのはコイツ(膝)かっ!>:#
段々とペースが分かれてきて、だいたい3つのグループになってきました。
Dさんが急に気分が悪くなり、昼食を吐いてしまいました。(v_v)
酸素缶を吸わせましたが急激な回復は無く、しばらく登山道脇に休んで
再スタート。
すると・・・あら、不思議!いままでちょっとグズッていたAちゃんが
頑張りだした〜。
そうです。。。AちゃんとDさんは親子で、Dさんの調子が悪くなったのを
察したAちゃんは「お母さんにあんまり頼っちゃいけない」
と思ったようです。(o^^o)
実はこの家族、σ(^^)のカミさん&娘です。``r(^^;)ポリポリ
4:35 「元祖7合目」に到着。。。。。4:45発。(予定→3:30)
*気温:13〜15℃位。
*携帯は全てのメーカー通話可能。
≪≪≪≪≪ 元祖7合目 → 8合目までの道中 ≫≫≫≫≫
#:ここからσ(^^)は悪夢のような時を過ごす事に・・・・・・
ん〜、このペースでは予定よりずいぶんと遅れてしまう〜。(∋_∈)
先頭グループは最後尾が到着したらすぐに出発しました。
この先頭グループには高山病の症状は出ていないようです。
先頭グループは・・・
≪ B君、C君、Mさん、Hさん、Gさん≫の5名。
第2グループは・・・
≪ Fさん、I さん、Lさん、Nさん、Oさん、Pさん≫の6名。
そんでもって、最後尾の第3グループは・・・
≪Aちゃん、Dさん、Jさん、Kさん≫の4名。
えっ?私?・・・・σ(^-^;)はさらに遅れること 20分。。。。。。。.
前日(7/26)にバレーの練習でずいぶん運動した影響と
古傷の左膝の痛みをかばっての歩き方が他の部分に影響して・・・
な・な・なんとっ! 足をつりっぱなし〜。
↑↑↑:右足の腿&ふくらはぎ。左足のふくらはぎ&土踏まず。(痛)
さらに・・・実はここまでの高度で相当ひどい高山病にかかりだしました。
二日酔いのような頭痛、・・吐き気、・・腹痛までともなってきてます。
・・・・・(→o←)
10歩〜20歩あるくと心臓がバクバクいって、目が霞んでくる。
そうなるともう、立っていられなくなって適当な岩に座って酸素缶の
お世話に〜・・・。
スゥー・・ハァー・・スゥー・・ハァー・・
約3〜5分は休んでないと回復しない。
「よし、行くか!」と立ち上がると、もう心拍数がはやまり、目まいが・・
それでも足を1歩1歩前へ出しますが
やっぱり20歩が限度〜!。。。。。。。
15歩〜20歩あるいて3分休み。&酸素をスゥー・・ハァー・
#:(これの繰り返しです〜(→o←)ゞ):#
後から聞いた話では第2グループのPさんも
同じような状態だったようです。
そんな中、携帯電話で先頭グループが8合目に到着の連絡。
うえ〜ん・・・σ("ε";) はまだまだ〜半分くらいダァー。
だんだん陽が傾いてきた〜...............(;´▽`A``
先頭グループはそのまま宿泊予定の9合目に向かう。
第2グループからの携帯で連絡が入り、
「Pさんがもうこれ以上は登れない〜っ」との事。
第3グループでもAちゃん、Dさん、Jさん、が9合目の宿泊は断念して
8合目に泊まる事を決断しました。
↑↑↑↑↑↑
(残念ですが・・勇気ある”決断”でした。)
もちろん、σ(^-^;)も・・・これ以上はとてもじゃないが・・無理〜!!
(憎し!高山病〜!!)
(あぁ〜、やっぱり昨日は練習に行くんじゃなかったぁ〜)・・・・(悔)
我が家族(A&D)はちょくちょく休みながらも順調に登っています。
σ(^^)よりも20分くらい早く8合目に到着しました〜。
#:もう、とっくに太陽は沈んでしまった・・( ;^^)ヘ..:#
#:夕日をのんびりと眺める余裕もなかったぁ〜・・・:#
1人で孤独な道程が続きます。( ;^^)ヘ..
・・・ッダァ〜ッ!・・ハァー、ハァー、
・・・・・もうこんなのヤダァ〜ッ!!
濃い〜酸素が欲しい〜!
普段吸ってる空気がこんなにありがたいものだとはぁ〜!
小屋まであと少しというところで
例のごとく酸素缶を吸って休んでいると・・・
「おとうさ〜ん、もう少しだよ〜、がんばれ〜!」と娘(A)の声。
かぁ〜っ!情け無い〜。。。。 (ToT)
#:まるで親獅子に突き落とされた子(こ)獅子のようなσ(^-^;):#
7:20 「8合目」にやっと到着。
(予定→4:20)
*気温:10〜12℃位。
*携帯はJフォンのみ通話可能(ただし、向きによって)。
≪≪≪≪≪ 8合目での様子 ≫≫≫≫≫
第2グループもとっくに9合目に向けて出発していましたが、
σ(^^)が皆の宿泊費をまとめて預かっていたため
Kさんが1人待っていてお金(9合目組の宿泊費)をKさんに託して、
「そんじゃ我々5名はここ(8合目)に泊まって、
ご来光もここで拝むから・・」
ということでついに「頂上組」と「8合組」に分かれてしまいました。
(ToT)
Pさんはだいぶ参っています。 σ(^-^;)より重症のようです。
σ(^^)は登山行為さえしなければ立っていられますが、
Pさんはもう立っていられない状態で目まいがはげしいようです。
(∋_∈)
山宿ではもう食事が用意できないとの事。
がび〜ん!(6時までだそうです。)
でも、食事が用意されてても食べれなかったと思います・・・・・。
部屋(・・・と言っても2段ベットみたいなモノ)に案内されて、
「1枚の布団に3人で寝てください」
(部屋は布団が2枚敷けるだけのスペース・・)
我々が5名だから・・・「あと1人、ここに入ってきますから・・・・・」
w(゜o゜)w オォー・・・噂では聞いていましたが、、、、
やっぱり........(;´▽`A``
まっ、それも仕方ない。ここは”山小屋”っすから。
さらに追い討ち〜!「8時が消灯です」(キッパリ!)
Pさんは早々に布団に入ってます。(相当参ってます。``r(^^;)
あとで聞きましたが昼食の「山菜そば」がぜんぜん消化されていなくて
8合目到着後、ほとんどをもどしてしまったようです。;^_^A
#:筋力・体力的には”問題なし”だったようです。σ(^^)より健脚〜:#
「8合目組」の残りの4名(A・D・J・σ(^^))は食欲こそ
あまりありませんが、ワリと回復していて山宿内は
すでに消灯(ほんとの真っ暗)でしたので小屋の外に出て、
お菓子をつまんでました。
「まぁ、ここまで来れたからいいか〜」
・・・・・・・・(しぶしぶ、ウ〜ン・ウン。。)
「うん、仕方がないねぇ〜」
・・・・・・・・(不本意ながら、ウ〜ン・ウン。。)
「高山病がこんなにきついものだとは思わなかったぁ〜」
・・・・・・・・(ウンウン!)
と、ひと通りの感想と心残りの会話をしていましたが・・・・・・・
「外は寒いからもう寝よう」という事になり、
3名は小屋に入っていきました。
σ(^^)は「もうちょっと、飲んでから寝る」と言って、
特製の”ウーロンハイ”を1人で夜空を眺めながら
チビチビと飲んでました。
#:このときは”寝酒”のつもりで飲んでました〜。;^_^A:#
[特製のウーロンハイ]
↓↓↓
#:ペットボトルに【7(焼酎):3(ウーロン)】
を凍らせて持参(;^^)ヘ..:#
空には満点の星。
下からは月明かりの中、
登ってく人の懐中電灯の光が ・゜★・。・。☆・・゜★・。・。☆
まるで蛍の灯のように
ゆらゆらと大きな蛇行の列。 /~\ * *
~~ ~~~~~~ ~ l l ~~~~
遠く下方には沼津・冨士の市街地の夜景がはっきりと見えました。
さらに遠方に目を凝らすと・・・なんと、小〜さな花火を発見!
『熱海の花火』が見えたんです〜。v(^^)v・・なんか、得した気分〜♪。
花火を見ながらさらにチビチビとウーロンハイを!
オーストラリアから来たという外人青年としばしお話し〜。
その外人青年はσ(^^)よりも上手(うわて)!
日本酒の1.8リットル(紙パック)を小脇に抱え、
紙コップでゴクリ・ゴクリとやってました。。。。。。。。凸(#~。~#)
PM 1:00 外人青年達も小屋に入り、
またまたσ(^^)は1人でちびり・ちびり〜。
「あぁ〜、9合組はどうしてるかなぁ〜?」
#:後の話で、9合組は8時ぎりぎりの食事にありつけたようです。:#
#:9合の小屋は8時まで食事が出来るようです。消灯は8時。:#
≪≪≪≪≪ 8合目の”決断” ≫≫≫≫≫
一人で夜空&夜景を眺めてる間にもドンドンとここ(8合目)を目指して
登山者が次々にやって来ます。
5分ほど休んでさらに登り始める人。
どこかではぐれたもの同士がやっと、会えて抱き合っている人。
ここ(8合目)で仮眠をとりはじめる人。
そんな中におじいさん(60才位)と少年(7才)が上がってきました。
少年は見たところ相当の高山病にやられているようです。
おじいちゃんは地下足袋に軽装といういでたち。
(かなりなれた方とお見受け)
少年は≪冨士登頂・初挑戦≫だそうです。
少年「もう、これ以上登れない・・」(ぐすん、、(;。;)
おじいさん:「じゃあ、1回 7合目までおりるか?」
少年:「う〜・・・うん」
おじいちゃん:「よし、1度7合目まで下りて体を慣らして
また上がってこよう!」
σ(^^):「えっ?1度下りて、また上がってくるんですか〜?」
おじいさん:「そう、7合目で少し休んでればたぶん大丈夫だと思う。
このまま下りたら(頂上を諦めたら)、こいつ(少年)も
悔しいでしょ。
それでダメだったらそん時は諦めようなぁ?」
少年:「うん、たぶん(1度7合目に下りれば)大丈夫だと思う・・・」
(ぐすん、、
(;。;)
___ ↓↓↓:σ(^^)の心のひとり言:↓↓↓______
うわぁ〜、すごいなぁ〜。
少年の「頂上まで頑張りたい!」という気持ちもすごいけど、
おじいちゃんの「孫を頂上に連れてってあげたい!」
というこの気持ちもっ!
そして行動も・・・・・・・・すんごいっ!
σ(^^)はなぜか涙腺がゆるむのをおさえ切れず、
自分のことはさておき、
少年に「ぼく・・がんばろう!がんばってねぇ〜!」(^.^)/~ ByBy
などと励ましていました。( ;^^)ヘ..
そしてしばらくすると少年とおじいさんはさっき登ってきたばかりの
道下りていきました。
少年が別れ際に「おじちゃんも頑張って・・・・」と言ってくれた
。。。(ToT)
これまで摂取したアルコールの量はウーロンハイ300ccほど、
焼酎だけの摂取量は約200cc(一合と少し)。
↑↑↑
(何しろ [7(焼酎):3(ウーロン)] なもんで・・。)
いつもの晩酌のことを考えるとそれほど酔うほどの量ではないはず・・。
それでもなぜか頭痛や倦怠感がうすらいで感じた。
(もしかして・・麻痺?)
やはり、わずかな量でも疲れた体に沁みたアルコールのせいなのか?
はたまた、さっき別れた少年の「おじちゃんも頑張って・・」の
影響なのか?
あの少年を連れたおじいさんは、
「なぁに、もしダメだったら来年また、挑戦だ〜!・・なぁ。」と
その言葉を思い出したσ(^^)は
『来年(あるいは数年後)、再挑戦かぁ〜・・・』
でも、ここまで登って来るだけでも大変(高山病)だったなぁ〜・・
また、この高山病を体験してまで来るかなぁ〜?・・・・
9合組は3時頃、山宿を出発する予定だったなぁ〜・・・
2時頃、ここ(8合目)を出てみんなに追いつけるかなぁ〜・・・
何しろ、「元祖7合目→8合目」まで3時間半以上もかかったからな〜・
9合目までは辿りつけてもそこから先がまだあるもんなぁ〜・・・
9合目でご来光を見るならここ(8合目)でも一緒だなぁ〜・・・・
せっかく、C君の”元服記念”なのになぁ〜・・・・
(C君はσ(^^)の甥っ子なんです〜。)
そこで、なんと!”重要なこと”を思いつきました。(゜〇゜;)あッ!
↓↓↓↓↓↓
今回、ビデオカメラを持って来たのはσ(^^)だけ〜!ということです。
あの時(お金をKさんに渡した時)ビデオも預ければよかった〜!(悔)
頂上でのみんなの顔をビデオに残してあげたいなぁ〜・・・・・
今回、参加できなかったメンバーに「ご来光」の映像を
見せてあげたいなぁ〜・・
時間はPM 10:30.
も・も・もしも・・・・・今から登ったら・・??・・・・?
休みながらでも、ちょっとずつ・・ちょっとずつ・・登ったら〜・・?
懐中電灯はある!
酸素缶の残りは1本ある!
寝酒用のウーロンハイを飲んだけどあんまり酔ってない!
・・・(つもり〜・・・;^_^A)
『よしっ!行ってみるか〜っ!』 。。。。。。。 \(;・_・)p
山宿に入り、もうすでに寝ていたカミさんを起こし、
「俺、今から上に行くから!」と告げて、防寒用の服に着替えて、
荷物をなるべく軽くして、単身8合目の山宿を後にしました。
#:酔った自覚症状がないとは言え、飲酒後に登山を再開したことは、
言語道断!もってのほか!であったことを深く反省しております。:#
・・・・・・・・・・・\(__ ) ハンセイ〜!・・・・・・・・・・・
≪≪≪≪≪ 8合目 → 9合目までの道中 ≫≫≫≫≫
単身8合目を後にしたσ(^^)。
登山道にはσ(^^)だけ〜・・・前にも後ろにもだ〜れも居ない。
・・・・・・・・・・(心細い〜(;_q))クスン)
懐中電灯をガムテープで帽子に貼り、ストック片手に9合目への道を
登り始めました。
が、しかし・・・・・
高山病はそんなにあまいモンではありませんでした。( ;^^)ヘ..
あの”苦行の道のり”が再び〜・・・・・でした。
1歩1歩、歩数を数えながら・・・18、19、20。
・・・・・ッダァー、ハァー、ハァー、
酸素缶を・・・・スゥー、ハァ―、スゥー、ハァー・・・・。
時には座ってる事もままならず、寝転んでしまう事も・・・・・・
空いっぱいに輝いてる星と神々しく照らす丸い月を眺めながら、
呼吸を整える事に専念。
すると・・・・スーッと流れ星が。
.*. .:.:。・☆ :*.: . 。 ☆・.*. .: ☆ : 。 ☆・.*..
☆: . 。
・ ☆・.*. .:.:。・☆ :*.: .ノノ ☆・.*. .:☆ : 。*
.:☆。
.*. .*. .:.:。・☆ :*.: . :★*. ☆・.*. .: ☆ 。
・.*..☆:
しばらく見てると、またまた・・スーッと。
(全部で5個の流れ星を見ましたv(^^)v)
#:ツライながらも、またまた”得した気分〜!” v(^^)v:#
体の全ての力が抜けて心地よい〜・・いい気分〜。
............15分以上、星を眺めてました。
思わず、口ずさんでましたぁ・・・・・・(↓↓↓)
♪み〜あ〜げ〜て〜、ごらん〜 夜の〜ほ〜し〜を〜・・・・・♪
♪ちぃさぁ〜な ほ〜し〜の〜 ちぃさぁ〜な ひか〜りが〜・・♪
昼の疲れからか頭がボーッとしてきて眠くなってきた。
でも、このまま寝転んでいても9合目に着くはずもない!
よっこらせっ!と起き上がり、岩場の坂道を
登る。。休む。。登る。。休む。。・・・・
しばらく登るとやっと1人の下山者とすれ違いました。
その人はヘッドライトの付いた帽子を被っているのに、
ライトはOFF。
確かにこれだけの月明かりがあればライトは点灯不要でした。;^_^A
AM0:30 「9合目」到着。( ;^^)ヘ..
*気温:5〜7℃位。
*携帯は全てのメーカーが通信不可。
結局、やっとの思いで9合目に到着したのは・・・・・・・
<28日(翌日)のAM 0:30>でした。
約2時間もかかってしまった〜。(通常の表示時間:30〜40分)
9合目の山宿自体(室内)は当然のごとくすでに消灯後なので
真っ暗です。
しかし山宿の外(前)は賑わっていました。
小休止、待ち合わせ、仮眠、・・・・etc。
ん〜・・・σ(^^)はどうしよう?
小休止してそのまま単独でさらに上を目指すか?
9合目組が外に出てくるのを待つか?
結局、「チョッとでも仮眠」ということにしました。
どこか寒さをしのげる場所はないかなぁ〜?
かといって、小屋の裏の方に寝てしまって知らない間に宿泊組が出発〜。
な〜んてことになったら悲しいし〜・・・・。(∋_∈)
結局、出入り口付近の風が当たらない所にうずくまっていました。
うと・うと〜っと、眠気がさしてきた頃にKさんの声がしたような気が。
続いて、C君の声が聞こえた。(確かに〜!)
「Kさん!」と呼びかけると、「お〜、来たかっ」(^_^)ニッコリ〜
さらにみんなとご対面〜!v(^^)v
「あっ!Eちゃん おはよう〜!どうしたの?」
「なんで、ここに居るの〜?」
「やっぱり、来たか〜!来ると思ってた〜」
「いつ 来たの〜?」・・・・・・・など、など。。。。。。。。。
一通りの説明をして、9合目を出発〜!!
≪9合目出発時間:AM 1:50≫
どういうわけだろう?(あら、不思議〜;^_^A)
昨日、あんなに歩くのが苦しかったのに・・・・
あんまり辛くないぞっ〜。v(^^)v
みんなに無事、会えた影響か?
あるいは9合目にしばらく居たから体が慣れたのか?
まっ、どちらにしてもみんなと同じペースで登る事が出来ました。
・・・といっても、
ずいぶんと登山道が混んでまして自分のペースでは登れない。
そんなスローペースがよかったのかも?``r(^^;)ポリポリ
あいかわらずの”月明かり&星空の登山”・・・
なんか、夢をみてるような、
自分の体験じゃないような、不思議な感じでした。
AM 2:30「9合5勺」に到着。
*気温:3℃位。
*携帯はやっぱり、全てのメーカー通話可能。
みんな元気です。
高齢のNさん、Oさんも体力的にはぜんぜん”問題なし”のようです。
(ビックリっす)
ただ、Oさんが少し頭痛がするようです。
(でも、本人はにっこりマーク。(^_^))
さぁ〜、頂上はもうすぐだっ〜!(2:40「9合5勺」を出発)
あいかわらずの”渋滞”のなか、とにかく前の人の足が1歩進むと、
自分の足も1歩進む。
という感じで、頂上の鳥居が見えてきました〜。o(^o^)oワーイ!
AM 3:50 ついに!『頂上』到着〜。◇\(o・Q・o)/◇
*気温:0〜3℃位。
*携帯は仮設アンテナが設置されているため、通話可能です。
いんや〜ぁ、思えば長い道のりだった〜。
高山病の方はまだ、頭痛&多少の息苦しさはありますが
やっぱり、”達成感”のほうが勝っているようで・・・・・
v(^^)v & V(^^)V です。
段々と日の出方向が明るくなってきました。
雲海がみごとに眼下に広がっています。(爽快っす。)
思わず・・・♪そ○〜じょう○ゅ〜〜雲海〜・・♪(笑)
そして、4:45 ついに・・・・・『ご来光〜!』 ◇\(o・Q・o)/◇
雲海から徐々に出てくる太陽。(オレンジ色の先端がニョコっと!)
海からの日の出とはひとあじ違います。
こんな事(光景)を何億年も繰り返してるとは・・・・・
やっぱり、自然は偉大です〜!!\(^o^)/
記念写真、撮りまくり〜。
ビデオ撮影もバッチリ〜!d=(^o^)=b
疲労&達成感&笑顔でみんな、いい表情〜!
神社にお参りして、一休みして、下山する事にしました。
「お鉢めぐり」&「観測所」は寒さが厳しいのと
5合目に迎えに来るマイクロバスの時間調整のため、
あきらめました。・・・・・・・・(v_v)
#:登りが予定よりずいぶんと遅れたので
下りも計画より遅れるだろう・・との判断です:#
AM 5:45 下山開始。
携帯で8合目宿泊組に「朝食をとって、ゆっくり下山開始」を指示。
6:45 「9合目」着。:頂上組は朝食をここでとりました。
7:50 「8合目」着。ここからσ(^^)は先に下山を始めてる
<8合組>に追いつくために1人で奪取で下山〜。
(8合組の下山の姿をビデオに撮るため〜)
8:05 「8合目」出発。
↓↓↓
8:20 「元祖7合目」着。(そのまま、通過〜。)
★登りは3時間半もかかったのに〜、下りはわずか15分。( ;^^)ヘ..
↓↓↓
8:35 「新7合目」着。
(さすがにチョコっと膝が笑いはじめたので10分休憩)(^^ゞ
↓↓↓
8:50 「新6合目」着。(8合組を探すが居ない〜;^_^A)
#:もしかしたら、途中で追い抜いちゃった かなぁ〜?:#
しばらく、待ってみる。・・・・・やっぱり、居ない〜。
↓↓↓
9:25 「新5合目」着。やっと、追いつきました〜。( ;^^)ヘ..
でも、わずかの差で下山終了後でした〜。(登山口で合流)・・残念。
#: 「新6合目」で探さなきゃよかったぁ〜・・)`ε´( :#
まっ、しかたがないネ〜。`r(^^;)ポリポリ
11:00 メンバー全員が無事に下山。
他のメンバーは「登りより、下山がきつかった〜!」と
言っていましたがσ(^^)は下山はひたすら、
スキーの要領(斜滑降のように斜め、斜めに小走り)で〜!
それほどきつくありませんでした。d=(^o^)=b
11:20 「新5合目」を出発。。。。みなさん、お疲れさま〜!\(^o^)
↓↓↓
11:50 富士宮にある『天母の湯』(あんものゆ)到着。
1時間:400円でお風呂に入れます。
露天もあり、お風呂自体はなかなかGood!
足の指の間なんかまっくろ〜!(笑)
鼻の穴もまっくろ〜!(笑)(笑)
あ〜〜ぁ〜〜、さっぱりしたっ。v(^^)v
(PM 1:00出発)。。。。。。。。
PM 1:20 「さがみ」(富士宮IC近くのそば・うどんのお店)到着。
お腹ペコペコ〜・・・・はやく何か食べたい〜!
マイクロバス(運転手付き)なのでみんな安心して・・・
「生ビール」をゴクリ、ゴクリ〜・・・(ぷはぁ〜)
いろんな体験話や感動で盛り上がって楽しいひと時でした。
(*^o^*)
3:30 秦野市に到着。
とにかくみんな無事に帰還しました。\(^o^)/
お疲れさま〜!&お世話さま〜!
#:洗濯物がいっぱいだぁ〜・・;^_^A
「かあちゃん、たのむねぇ〜」m(__)mペコ:#
これで今回の /~\『冨士山登頂レポート』 /~\を終了します。
*********************************************************
【追記】(参考資料)↓↓↓
★今回の登山で高山病にかかったメンバー(16名)の状況。
*「新6〜7合目」→ D(38才・♀)。
*「新7〜元祖7合目」→ J(48才・♀)、 A(6才・♀)、 E(40才・♂)。
*「元祖7〜8合目」→→ K(48才・♂)、L(51才・♂)、P(73才・♀)。
*「9合目〜頂上」→→→B(10才・♂)、G(44才・♀)、N(69才・♀)。
*「頂上」のみ影響あり→C(14才・♂)、H(44才・♂)。
*”超人”のごとく何でもなかった人。
↓↓↓↓↓↓
F(42才・♀)、 I(47才・♂)、 M(58才・♂)、O(71才・
♀)。
★昨年の『ホノルルマラソン:完走』のチャレンジと比較すると・・・・・
体力&筋力的には、4分の1(1/4)〜5分の1(1/5)でしたが、
なにしろ、”大敵は高山病”でした〜・・・。( ;^^)ヘ..
★「酸素缶」はやっぱり、必要でした!
σ(^^)は本当に”万が一!”のつもりで2本、持参しましたが・・・結局は「酸素
缶」がなかったら
山頂までは辿り着きませんでした〜。;^_^A
#:(持参の2本では足りず、1本メンバーから頂きました (^^ゞ):#
★ライターがつかなくなった〜。(原因は不明!)
σ(^^)が持っていったのは液体ガスの「シュー」と出てくるヤツ。
これなら強風でも安心!・・・と思いきや、頂上ではなぜか火がつきませんでした。
( ;^^)ヘ..
Kさんが持参した「ジッポー」も何故か着火しませんでした。
結局、”100円ライター”の火をメンバーから借りてました〜。(^^ゞ
★ペットボトルに凍らせた水を持参しましたが(1人:2本当たり)、
7合目以上は気温がかなり下がるため氷が溶けませんでした。
「全・氷の水」は1本〜1.5本でOKでした。