■2006年7月21日(金)〜22日(土)
こんにちは! 兵庫県在住の主婦。バスツアー一人参加で7回目。
7月21日(金)、新大阪発、 河口湖口 八合目白雲荘仮眠後 頂上でご来光を見るコース この日まで\13,800
結果は、二重丸! 長梅雨であきらめてたのに、雲の上では、はれ!
バスツアーで、前もって日を決めるのが吉と出たケースです。
21日、いつもなら もう梅雨が明けてる時期なのに、梅雨が明けないどころか、諏訪や九州で大雨の被害が出てるような有様。
正直なところ、「夏休みで混んでも、もう少し遅くしておくべきだったなぁー。まあ今回は大雨で八合目で中止でも、途中中止の場合のバスツアー報告、を書けるしな・・・」と、半ば覚悟を決めて居りました。『今までの参加で蓄積した雨対策』、を万全に用意し、合羽にもザックにも念入りに防水スプレーをかけなおして小雨の自宅を6時過ぎ出発。
8時の新大阪駅も時折どしゃ降り。バス2台の約60人。集合時間に大きく遅れる人もあり、渋滞、それに昨日の中央道、岡谷の土砂崩れの影響で、はじめて東名高速廻りで、行程が遅れ気味。 御殿場から入るので、景色が新鮮でした。小雨まじりで肌寒く、長袖でも違和感が無いくらい。
スバルラインに入ってもしとしと。それがなんと!五合目に近づく頃には空が明るんで、雲間からはお日様が光ってきました。バスの中で思わずみんな声が上がりました。富士山は「頭を雲の上に出し」てたんですね。
梅雨で、しかも平日6時の五合目駐車場は半分くらい空いてひっそり。夕方7時と特に遅い出発なので、閑散とした五合目広場でした。
去年とおなじバス2台分。今回は新人添乗員さんも8名研修で参加。大学生のグループなど、異様に?若い人の多い大所帯。登っていくうちに、ずるずると列が延びて、先頭はいつまでたってもこない最後尾を待つのに少しいらつき気味。
私も足の遅い人なので、見かねた研修生の男の子に 岩場で引っぱりあげてもらって、トキメきました。オホホ。
本人はそれなりにたのしく歩いてるつもりでもいつの間にか遅れて、すぐうしろで「○○ツアー最後尾、ここでーす」と、聞いて、「あ、びりっけつだ」 と自覚すると、とたんにあせって苦しくなってくるものですね。体よりココロです。
トイレ待ちも長引く原因で、今回は、7合目のはじめの小屋あたりで、たくさん並んでしまったようです。他の登山者がほとんどいない時間なので、上の小屋は空いてます。そんな時、添乗員さんの一言が生きてくるのにな。
何度か参加してると、ガイドさん、添乗員さんの個性によって、ムードがずいぶん違うなぁと感じます。励まし、盛り上げる人。引っぱる人。叱る人。参加者に一体感を与える人、事務的に動く人。そんな観察もまた愉しいです。
今回は研修の子達自身が初めてなので、お客さんにどう働きかければいいのかとまどってて、ほんとの添乗員さんは、その指導に手をとられ気味でした。おつかれさま。場数を踏んで、ステキな添乗員さんに育ってね。
五合目 雲上閣での夕食。 昨年と少し違う。五合目でも火の気がうれしい寒さでした。
★ 今回の目玉商品? レッグウォーマー ★
21日は寒い日でした。五合目で出た、熱いおうどんがとてもおいしかったです。白雲荘12時着、2時半出発でねむーい!横になってても、何度も気分が悪くなるので、深呼吸してしのぎますが、起き抜けが一番つらい。
冷え込んでて、レッグウォーマーをはきました。頂上でも、この日は2度。
風も強く すごい寒さでした。でもこの寒さこそが富士へ来たーと、実感させてくれます。雲が多くて、太陽の姿ははっきりとは見えないご来光でしたがこの季節に雨に会わずに登れただけでも、奇跡かなと、喜んでます。ガイドさんは火口が見えたのも10日ぶりといってたくらい。久しぶりの好天にめぐり合えたようです。山の上では天候の変化に合わせて、脱ぎ気が楽に出来るモノが役に立ちます。薄手のよく伸びるタイプのレッグウォーマーは、下山時、靴のまま簡単に脱げて便利でしたよ。
(左)山頂の売店
(右)白雲荘の朝食。今回はお赤飯。山での梅干は最高にうまいっす。
★ 山小屋が、どんどんきれいになってます ★
あちこちで、小屋の改修がすすんで、立派なアルミサッシの扉などを見ると、山小屋のイメージからは離れてくるような所もありますが、冬場の雪や台風にも耐える建物なんですものねぇ。シーズン前にこれだけの工事をしている多くの建設の方々の苦労があるのですね。すごいっ!。 登山道の石組みにも新しい石で補修がたくさんあって、担当の建設会社の「○○組」という看板がかかっていました。
トイレも最近はすべてに紙が用意してあります。使用後の紙は流さずに、横の箱に入れるようになっています。出来るだけきれいに使わせていただきましょう。
「ひらめ寝」のできる空いてる時期なので、トイレ待ちに気を使わなくてすむのは大いに助かりました。
★ ツアー名について ★
下山はやっぱり、長いっ。
へろへろで、気持ちよく晴れた土曜日の五合目に、たどりついてその賑やかさにびっくり!!。
お馬さんの数だって今まで見たこと無いくらい出揃っているし、日差しの元でのんびりと体を伸ばしている外人女性たちを見ていると、「ここはビーチかっ?」と思うほど。観光バスもひっきりなしに着いてこの日の入山者数は、すごかったでしょうね。
下山者がチェックを入れるための下山者名簿を見ていて気がついたことがひとつ。
一台のバスに、何社かの代理店のツアーが入って、まとめた名前が別についてることがあります。登山中にガイドさんから「○○ツアー集合―」などと呼ばれるやつです。バスに書いてある名前とも違うし、気をつけてないと、よく分からない。意識してないと間違える可能性ありです。
土曜の観光バスの群れ。
はとバスや、京都、大阪からの直行バス、などツアー以外にもたくさんあります。
★ 下山後はお楽しみ、お風呂とごはんー ★
昨年で気に入って 今年もフィットリゾートでのお昼ごはんを狙いました。
今年から野菜重視の和風のバイキングになってて、これもまた、おいしかったー!
今回は、山も、ごはんも、バスでのお友達になった人も、とっても満足な二日間でした。でも家に帰るとやはり山盛りの洗濯物が待っていて、毎日 洗って、干してに追われてますが、おもしろかったよなぁーと思い出しながら、また来年に向けて、頑張ります。また、よろしくおねがいします。
(管理人)
スーパー晴れ女2006・かぶらさんの登場です。それまでずっと山頂の湿度は100%(雨か霧)だったのに、かぶらさんが登頂した頃からどんどん湿度が下がってきました。
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