■2007年8月5日(日)〜6日(月) 富士宮口
今夏、息子達と無事富士登山してまいりましたので、御報告させていただきます。
メンバー、山暦
父 42才 高校時代山岳部 以後無雪期登山 富士登山は4回目
長男 13才 幼少の頃より父に連れられ、山歩き
次男 11才 同上 。二年前の富士登山でバテてヘロヘロ
今回の山行目標 前回バテた次男のリベンジ!!
コース 早朝自宅発、一泊二日
第一日 富士宮口より入山、八合目より御殿場口登山道、赤岩八合館へトラバースし一泊。
第二日 山小屋にて御来光を見た後登山開始。お鉢めぐりの後、御殿場口より宝永山を経て富士宮口へ下山。
今回の富士宮口選考理由 単に父が経験が無かったからである。
まずは、
《富士宮口駐車場問題》
関東地方梅雨明け最初の休日ということもあり、かなりの混雑が予想されました。登山口まで数キロ歩くつもりでいました。まずは、富士山スカイライン入り口で係の人より「今日はこんでるよ〜。4キロ手前までならんでるよ
それでも良かったら行きなぁ〜」と声がかかります。進むと、確かに4キロほど手前で、係に交互通行の為止められます。(約15分待ち)
この先、道のカーブ部分には車止めが置かれ、なおかつ係員が見張るという念の入れようです。
(コーナー部分に駐車されると大型車が回れない)
駐車は確かに4キロほど路上に溢れていました。
ダメもとで、駐車場まで上がってみると、午前9時頃です。
丁度山頂で御来光を迎えた方達の下山時刻となり、運良く上の方に駐車できました。
《いよいよ登山開始》
9:45 富士宮口駐車場 出発。
11:15 新七合目 御来光山荘
14:10 八合目 池田館
15:20 御殿場口 赤岩八合館
コースタイム 3h20。 行動時間 5h35。
駐車場ですでに雲海の上、御殿場市内からは雲に隠れ富士山は見えなかったのですが、
山頂まですっきり見渡せます。夏の日差しが痛いほどです。
本日は日曜日ですので、下山してくる方達が、本当に数珠繋ぎです。
富士宮口の登山道は歩き始めから、砂礫の道で変化が無く、おもしろみがないですね。
息子たちは、快調。
赤岩八合館へのトラバース道は公道でないのか、看板が出ません。
今まで登り一辺倒だった道が、ほぼ水平となり、また、人も居なくなり、
わずかの間ですが、気分のいい道です。
赤岩八合館では、150名満員のところ、今日は90名宿泊だそうです。
畳2畳分に3名と、まあ快適なスペースが確保されています。
我が家は到着が早かったせいか、はじのほうの静かな場所を指示されました。
布団も軽くて快適。
ここの夕食はカレーライスで美味&お代わり自由。(美味なことはコマーシャルされてないかも・・。)
3人ともお代わり頂きました。
二年前は、次男坊は疲れ&高山病のため、ろくすっぽ食事が取れませんでしたが、
今回は食欲も旺盛です。安心しました。
午後7時頃、就寝。(寝不足で疲れてました。・・・。)
鼾をかく方も居らず、快適な夜でした。
《いざ、山頂へ》
4:30 起床
4:50頃 御来光 (小屋より)
6:30 小屋出発
8:20 御殿場口 山頂着
コースタイム 1h30。 行動時間 1h50。
山頂からの御来光には特にこだわりません。
小屋からだってしっかり見られます。しかも暖かい。
朝より頭痛があったのは、父のみ。子供達は快調。
「眠たい。」と言っていたのが、きっと高山病の表れだったのでしょう。
御殿場口は本当に静かです。
ゆっくりゆっくり登り、充分休憩もし、山の静かさを味わうのが我が家のスタイル。
あぁ!。山っていいなぁ〜。って思う瞬間です。
(けっして、体力が無いわけではありません)
《お鉢めぐり》
8:20 御殿場口山頂 発
8:30 富士宮口山頂
9:50 剣が峰山頂
10:45 吉田口山頂
12:20 御殿場山頂 発
コースタイム 1h30。 行動時間 4h。(休憩、昼食含む)
天候にも恵まれ、雲上散歩を楽しみました。
二年前は息子たち二人とも、半べそをかきながら歩いたのですが、
今回は、冗談を言いながら快調です。
ただし、雲が多く、遠望は利かず。
《下山、宝永山へ》
12:20 御殿場山頂 発
13:05 赤岩八合館
14:55 宝永山山頂
15:35 宝永火口底
16:20 富士宮口駐車場 着
コースタイム 2h05。 行動時間 4h。
雄大な宝永火口を堪能しました。
富士宮口往復だけの登山では、面白みがなかったと思います。
こちらの道は、人も少なく、小さな砂礫で歩きやすい。ペースがあがります。
特にバテることなく、無事下山。
◎山行を振り返って◎
・水一人一日2リットル用意したが丁度良かった。
・山行中は行動食だが、下山後腹が減ってたまらない。
・11歳で、富士登山に体力的に充分である。
・トイレの料金であるが、
以前は料金箱が置いてあり、徴収を呼びかける、”寸志方式”だったのですが、
今年は、トイレ番人がいてお金を徴収する、”料金方式”になってしまいました。
小水一回200円也です。ちょっと驚きです。
・富士山は中高年登山者に占領されておらず、良好でした。
(私も中年登山者なのですが・・・。)
我が家は、娘もいるので、4年後またチャレンジします。
以上、ご参考までに。
千葉県野田市 ykt
(管理人)
お鉢巡りに休憩込みで4時間。たっぷり山頂を堪能されました。
11才なら段差が比較的大きな富士宮口でも大丈夫ですね。トイレは富士宮口が一番せちがらい徴収をします。
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