[登山記の目次に戻る]

 みんなの登山記2007−27
 投稿者:T.Kさん

■2007年8月10日(金) 須走口

3年連続3回目の富士登山。(3回とも夜間登山、須走口)
30歳前に登っておこうと思って挑んだ29歳の一昨年、
豪雨のなか登頂するも、ご来光見れず・・・。お鉢巡りする体力無し。
ご来光を頂上で見たくて登った30歳の昨年、6人パーティで登山。
頂上に間に合わず8合目付近でご来光。皆の体力を考えてお鉢巡り断念。
というわけで単独で挑む31歳、今年の目標は頂上でご来光&お鉢巡り!

埼玉から約5時間かけて、須走口新五合目についたのは18:30。
ふじあざみラインで鹿の親子と子鹿の群れが出迎えてくれました。
途中で調達したカレーパンと ジャガイモマヨネーズパンを食べて1時間ほど仮眠。
道中の夕立と到着時の激しいモヤでテンションがやや下がりましたが
仮眠している間に満天の星空に変わっていました。

装備
ウイダーインゼリー×3
ポカリスエット×1
アクエリアス×1
サントリー天然水×1
都こんぶ×2、
森永ミルクキャラメル×1箱
特濃ミルク8.2×1袋
高輝度LEDライト×1
手動発電LEDライト×1(予備)
電池×2(予備)
ホッカイロ×2
手袋×1(滑り止め付)
iPod shuffle×1
トイレットペーパー×1/3(芯を抜いたもの)
折れない杖×1(金剛杖)
折れない心×1(PRICELESS)

ご来光の時間にも余裕があるためゆっくり登ろうと
心に決めていましたが、追い抜いた人にまた抜かれるのも
アレなので(挨拶なんかもしてしまっている)
結局、ガシガシ登ってしまいました。
ちなみにガシガシ登り過ぎて6〜7合目間で
agnes b.のネルシャツ(10年くらい着てた…)を落とすハプニングあり。
リュックと背中に挟む妙案が仇となりました。
無事頂上に着くと0:45、御来光まで4時間…。

ネルシャツを失ったため、Tシャツ、
フリース、合羽変わりの登山用ジャンパーの三枚、寒い…。
ハイパーインフレ価格の GEORGIA(400円)でも暖まらず、ホッカイロ二枚貼りも効果薄。

フードをかぶり、シャツin&フリースin、
ヘアバンドを耳当て変わりにしてじっとしているこの感じ。
この感じは、まさに「皇帝ペンギン」と
思いながらも、限界を感じ、意を決して夜間のお鉢巡りへ。

案の定誰もいない…。噴火口は漆黒の闇。
何も見えませんでしたが日本の最高地点、剣ヶ峰に立ちました。
「馬の背」という剣ヶ峰へ続く急斜面、ここ凄かった・・・。
ドリフでいうところの急な坂道以上の坂。(体感斜度60°)
しかし、そこを登ると圧倒的な達成感が!
諸説あるようですが、ここを登れる右周りがお勧めかな〜と。
下るには怖すぎ。。。

お鉢巡りをしている間に、各お店も開き人も沢山 集まっていました。
念のため焼き印を押してもらい、 ご来光がよく見えると言われている朝日ヶ岳(大日岳)へ。
運よく今年もご来光を拝むことができました。しかし寒かった…。
5:17下山開始、2時間を切るのが 目標でしたが驚きの1時間10分!(6:27着)
登りも4時間30分(共に休憩含む)
一昨年から始めたフットサルと体力作りのためのジョギングが功を奏しました。

お鉢巡りが真っ暗で何も見えなかったのが残念でした。
来年の課題です。それと落し物には気をつけます。もちろん来年も登る気満々です!

時系列
登り
20:15 5合目登山開始 標高2000メートル
21:04 6合目到着 標高2620メートル
22:44 7合目到着 標高3140メートル
23:07 8合目到着 標高3270メートル
23:33 本8合目到着 標高3370メートル
23:49 8合五勺到着 標高3450メートル
??:?? 9合目鳥居通過 標高3600メートル
00:45 山頂到達 標高3720メートル

お鉢巡り
02:45
 ↓
剣ヶ峰 標高3776b ( `∀´)v
 ↓
03:45

降り
05:17 下山道
 ↓
06:27 登山道入口 

(管理人)
 真夜中のお鉢巡り。満天の星空、漆黒の火口。想像するだけですごい感じがします。体験してみたいような、ちょっと怖いような。予備のライトと電池を用意されたのは夜間登山ではとても良いことだと思います。下山が速すぎ!本当に驚きです。



BACK  TOP  NEXT

(07/8/21)