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 みんなの登山記2007−29
 投稿者:みうらFujiさん

■2007年8月25日(土)〜26日(日) 須走口

初登山成功。夜中も初詣のように人がいっぱい!

 こんにちは、みうらFuji(40代女性)と申します。2600~2800mあたりで高山病の頭痛が出やすい私は、6合目・長田山荘泊 でチャレンジしました。こちらのHPの情報や登山の体験記も大 変参考になり、また小屋のスタッフの皆様よりアドヴァイスも いただき、よい登山ができました。ありがとうございます。

◎印象
 1日目午後4時過ぎに6合目小屋着。ゆっくり休んで体調を 整える予定。 ところが、夜中まで人通りは絶えず(暑くて目が覚めた夜中の12 時半でも!) 鈴の音、笑い声、電話の声、写真のフラッシュ。 今まで北アルプス中心に登っていたので驚きました。というか たぶん富士山だけだと思います。
 装備や行動計画などテキトーな人も多く、日の出過ぎには徹 夜登山をあきらめて路肩で寝てる人が沢山いました。 幸い夜も暖かく無風に近い日でした。でも、3700mの山です。 寝不足で、体調不良で、時間に追われて行動することが怪我や 事故と背中合わせだと思いませんか?急に雨風に降られたら耐 えられますか?
 マナーの悪さはトイレにも現れています。 せっかく富士山のトイレが、山小屋をはじめ多数の方の大変な 活動や呼びかけ・努力のおかげで水洗式やバイオ式になったの に、頂上のトイレは便器に紙が山盛りになっていました。普段 登山をしない登山のマナーを知らない人が圧倒的に多いのだと 感じます。 ツアー会社や同好会の引率の方、グループ登山のリーダーの方 、大変でしょうがもう少し厳しい注意をお願いいたします。 サービス業の立場では、あまり厳しく言えないところもあるの でしょう。 ですが、日本一高い山です。 人のマナーも含めて日本一美しい山であってほしいと思います 。

◎個人的な行動について
 とてもゆっくり歩きました。休憩しないでもいいくらいのス ピードです。 朝、4時10分に長田山荘を出発し、大陽館の手前で日の出を眺 めながら歩きました。 7合目あたりから混み合い(遅出の団体さんや下山道と交差す るのが原因かな?登り優先ではなく下山の団体さんが優先でし た)、吉田口と合流する8合目〜9合目の岩の多い(といっても 少しなのですが)ところで渋滞しました。

 9時半頃須走口頂上に到着すると、ウクレレを弾いているDuo のお2人と話し、一生に一度のチャンスかも知れない…と、ち ょっと楽器を借りて2曲弾かせてもらいました。 「All of Me」と「涙そうそう」 楽しい想定外の出来事です。霊峰富士と良い出会いに感謝。 お鉢めぐりなどしながら頂上で3時間余りゆっくりと過ごしま した。

 12時40分、名残惜しい気持ちをのこして下山開始。 砂走りの始まるあたりからガスが濃くなり景色は見えなくなっ たので、1歩1mの砂走りを習得しようとあれこれ実験しまし た。 新雪の中級程度の斜面をスキーで降りるような感じでしょうか ?
 ベタ足で靴全体が砂に埋もれるよう着地すると安定しました。 かかとに体重が残るといわゆる後傾になり滑ります。 馴れると面白いように降りれます。太ももスクワット状態なの で自分にあった疲れないスピードがいいと思います。ダブルス トックだったのでコントロールも楽でした。 前日、事故のあった2,700mあたりは砂利が少し荒目で少なく、 スイカ大の石も転がっていて注意して通過しました。 砂払5合目までちょうど1時間でした。 砂払をして全制覇の焼き印を押してもらって、2時10分に東富 士山荘に到着。

 混み合う週末でしたが「頂上ご来光」の時間を避けたので比 較的ゆったりマイペースで登れました。 単独だったのでより真剣に下調べもし、緊急グッズの準備、登 山のイメージづくり、「何かあったらすぐ引返す弱気」を持っ て望みました。 小屋が沢山あるのと人が多いので心強いところもあります。  また、別の季節に(といっても2ヶ月間の中でですが)登って みたいです。 風や湿度や匂いがまた違うのだと思います。 いつの頃か1年に3回も(ということは2ヶ月のあいだに3回 も?)登ってるかも知れません。


(管理人)
 長田山荘に着く頃はまだみんな元気ですし、最初の山小屋なので気分が高揚するようです。低い位置から早朝に出発するのは気温もほどよく快適なスケジュールだと思います。山頂でのウクレレ演奏というのが良いですね。



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(07/9/6)