■2010年7月16日(金) 富士宮口
大阪市在住のKKTTです。
夫婦でマイカー規制の初日、16日夜富士宮口から登ってきました。
<メンバー>
私 38歳 (過去に2回須走口から早朝日帰り登山経験あり) 体型 太
妻 34歳 (過去に2回須走口から早朝日帰り登山経験あり) 体型 太 ダブルストックを使用
<登山口まで>
新大阪 13:50 こだま 662号
新富士 16:30 → 16:45 レンタカー (途中で食事)
水ヶ塚駐車場 18:40 → 19:00 シャトルバス(往復 大人1300円)
新五合目 19:30
16日午前中仕事をして、午後新大阪駅で妻と合流して新幹線(こだま)に乗って新富士駅まで移動。移動中、私は1時間半位眠れましたが妻は全然眠れなかったそうです、これが後々影響しました。
マイカー規制初日にもかかわらず、最終のバス(17:45発)は17日から運行です。レンタカーを借りて途中で食事をして水ヶ塚駐車場まで移動しました。(レンタカーを使うならと他の登山口も考えましたが御殿場ルートは体力的に無理ですし須走ルートは駐車場が心配なのでやめました。)来年以降は静岡県、富士急バスは再考して欲しいと思いました。
マイカー規制が始まってすぐだったので10台位しか止まっていません。
往復乗車券を買ってシャトルバスに乗りました。車内は自分たちを含めて10名位。
雲の切れ間から頂上が見えたので明朝の御来光に期待が持てます。
<五合目から山頂>
新五合目 20:15
六合目 20:40
新七合目 21:45
元祖七合目 22:45
八合目 23:35
九合目 0:35
九合五勺 1:25
山頂 2:45
(各山小屋で5分から10分休憩)
ヘッドライトを付け20:15五合目を出発、風も無く南側半分は、星が良く見えています。10分位歩いたところで星は見えていますが雨が降ってきました。六合目で合羽を取出したら雨が弱くなり着用しないで出発、その後も星は見えているのに弱雨が七合目まで降ったり止んだりと。七合目以降は見える星の数も増えて満天の星空を楽しみました。
ロープと岩に塗装してある矢印を頼りに登り、途中寒くなったので八合目で長袖シャツの上にフリースを九合五勺で合羽を着ました。高山病の為か軽い頭痛とお腹が気持ち悪くなりましたが順調に登頂できました。風が無いと比較的楽に登れるんだなと思いました。
<山頂にて>
東側が開けている場所に移動、ビニールに包まって寒さに震えながら御来光を待ちました。徐々に明るくなって4:30過ぎに真っ赤な太陽が出てきました。幻想的夜明けに感激しました。
その後は、影富士をみながら剣が峰に移動し記念撮影、お鉢めぐりは積雪と疲労の為しませんでした。頂上富士館でカップラーメンを食べ郵便局で登頂証明を買って御殿場ルート下山口へ向かいました。
<下山>
御殿場ルートから宝永山火口経由
山頂 6:35
七合目(日の出館) 8:55
宝永山分岐 9:30 →(右写真)
宝永山火口ベンチ 10:15
新五合目 11:25
御殿場ルートで下山。30分位下ったところで妻がペースダウン、もともと下りが苦手なのと徹夜登山の疲労がたまったみたいです。逆に私は比較的下りの方が得意です。妻を励まし休み休みゆっくりと下ります。妻曰く「御殿場ルートでよかった。岩場の多い富士宮ルートだったら足をくじいたり転んだりしたと思う」とのこと。
宝永山火口から上り坂を登って休んでいたら地元の人が「ここからだと六合目に行くより樹林帯を通って五合目に行ったほうがお勧め」。その言葉に従って樹林帯を通って五合目レストハウスに到着。登山と下山が違うルートとなりました。
<五合目から >
富士宮口新五合目 11:30
水ヶ塚駐車場 12:00
五合目ですぐにシャトルバスに乗り9割位席が埋まってました。30分かけて水ヶ塚駐車場へ駐車場は7割位埋まっていて五合目に行くバスは満員で出発してました。
その後、
天母の湯に寄ってレンタカーを返却し新幹線で帰りました。
<終わりに>
今回は天気も良く、風が弱かったので非常に助かりました。
時間帯のせいか人が少なく山頂まで自分たちのペースで登ることができました。
初めての夜間登山で御来光が見られたのはラッキーでした。
御殿場ルートから宝永山、富士宮ルートへの道標はもう少し大きいものか下山道の左右にあったほうが良いと思いました。悪天候時や濃霧の時は見落とす可能性があると思います。