■2011年9月9日(金)〜10日(土) 富士宮口
<登山記>
今年最後の富士山登山として、9月9日から10日にかけて、主要ルートで残っていた富士宮口を登りました。
御殿場駅→水が塚駐車場→須山口→富士宮6合目→富士宮口山頂
御殿場口下り→宝永山→富士宮6合目→(富士宮5合目)のルートでした。
本当は富士宮駅から登りたかったのですが、下見不足と想定のスタート時間に富士宮駅に着くには時間と費用がかかるので、前回同様、御殿場駅をスタートとしました。(神奈川県相模原市在住)
下りに関しても御殿場口を5合目まで下りると帰るバスがないことが分かり、富士宮口に戻ったため本年は「大砂走り」区間が未踏となりました。残念。
今回もあまり詳しく経過を記録していないのですが、登下山は以下のような感じでした。
御殿場駅発 23時50分
水が塚駐車場着 4時 明るくなるまでベンチで休憩
水が塚駐車場発 5時 須山口登山道で富士宮口へ
富士宮口6合目 7時50分
富士宮口山頂 10時45分
御殿場口山頂発 11時5分 宝永山ルートで富士宮口へ
富士宮口6合目 13時5分
(宝永山荘で生ビール×3+食事をした為、記録はここで止めました。)
累積標高+3200m強 −1200m 実行動時間11時間10分
今回は、前回の御殿場口の登頂での失敗(*ハイペース、装備の不足)を教訓に、自分なりに区間(大雑把ですが)のタイムスケジュールを考えて登りました。アスファルト部分を意識的に押さえて歩き、須山口ではライト無しで登れる状態まで公園で待機しました。
誰もいないところを自分のペースで歩くのが大好きなので、今回の須山口は快適でした。宝永山のところに出るまで、誰にも会いませんでした=快適。(途中、一度人の声が聞こえたのですが・・・・)
今回は、宝永山荘に寄るのも一つのテーマにしていたので、まず登り始めに水を買い、生ビールのサーバーがあるのを確かめました。(またあとで買い足せばいいやぐらいの気持ちで水を1本しか買わなかったのを後で後悔しました。今回は水溶性の顆粒のアミノバイタルを持参したので水を買い足して行く予定でした。)
その後、山頂までは自分と対話しながら歩を進めて行きました。御殿場駅からの前半(舗装部分)を押さえたので、6合目からは高度に関わらずほぼイーブンペースで登れたと思います=高度が上がるにつれ前の人を追い越す頻度が増えました。スタートからの実行動時間で今までの最長となり、最後の方は両足の太ももに疲労感がかなりありました。下り始めは足がカクカクする感じだったのですが、下っている途中でその感覚はなくなり、疲労感もかなり回復しました。
下りは予定通り御殿場口に向かい、途中コース変更し宝永山荘にゴールしました。今回は手元の飲料が少なかったのでノンストップで行こうと考え淡々と下って行き、無事宝永山荘に到着しました(途中、飲料を売っているところがなく、終盤かなり喉の渇きを覚えたので飲料不足でした)。
ここで生ビールを飲もうと決めていたので、一応ゴール到着です。
富士山で生ビール、最高でした。実川さんに一度お目にかかりたいなと思っていまして、宝永山荘を接点になんて思っています。
*御殿場駅から御殿場口5合目まで約15.8キロ、標高差約970mを3時間強で歩いていました。これは自分の歩力としては全開に近いスピードです。そして、念のためホームセンターで買ったヘッドライトを持っていたので、そのまま暗い登山道に入ってしまいました。安価なものなので照度不足でした。大石茶屋を越え左の登山ルートに入ったつもりでいたのがいつの間にかコースアウトしてしまい、仕方なく真横に移動し下山道のロープにたどり着き、それを頼りに下山道を力任せに登ってしまいました。多分その負担によって左足に痛みが出たのだと思います。その箇所は、体調が良くガツガツとアップダウンを繰り返したときにたまに出る症状で、今までは下りの負担が原因だと考えていましたが、酷使すると上りでも出るのかとちょっとショックでした。べつにその時間からあせって上らなければならない理由はなかったので、明るくなるまで途中で待機するなり、下りのロープに沿って一度下山するなりすれば良かったのですが、単に体を冷やしたくないとの考えだけで前進してしまいました。冷静さが欠けていたようです。
<総括>
8月6日に富士山と向き合ってからの一ヶ月強を自分なりに総括をしてみようと思います。
1. 計画について
私は基本的に単独行なので、新たにリスクがありそうなコースを行く時は、だいたい下見をします。富士山登頂を麓若しくは最寄り駅からと決めたので、まず、五合目までどの程度の傾斜でどれくらい時間がかかりどれくらい消耗するのか試しました。
下見をしたことによって、各登山口までの状況、各五合目の状況が把握できたので(スバルライン口を除く)、本番の山頂を目指すにあたり、時間的な目処がたてられました。また、「登頂する」ことが目的で、山頂でのご来光には特にこだわらなかったので、色々情報収集することによって登山道が混まない時間選択が出来ました。私にとっては「マイペース」で歩く(登る)ことが快適に行動できるポイントなので、下見や情報収集をもとに「時間的な計画、ルートの選択」が出来たことは大きな意味があったと思います。
逆に、日程的な計画については、単独行のメリットで事前に日にちを決めずに、天気予報を見ながら決めたことにより、一度も雨具を使うことがありませんでした。運が良かっただけかもしれませんが。
一方、下見については無計画この上ない状況であったため、色々と苦労しました。
1回目の下見の際には、道路標識を見れば分かるだろうくらいの感覚で御殿場駅をスターとしたのですが、御殿場駅から御殿場口に向かっているつもりが、県道の番号を間違え須走口に行ってしまいました。
2回目は、残る吉田口と富士宮口の下見を予定していたので、間の御殿場に宿をとったのですが、当日、富士山駅についてから吉田口から富士山駅におりてくると御殿場への移動が大変(時間もお金も)だということがわかりました。須走口と交差するところまで行って須走口に下りれば(前回の失敗を糧に、その時は雑誌から切り抜いた各登山道の大雑把な地図を持っていました)、時間もお金も節約できるのではないかと吉田口登山道を上っているときにふと思い、装備のことなどもあまり考えず途中まで登ってしまいました。登りは問題なかったのですが、下りは普通のランニングシューズであったため、爪を傷めてしまいました。また、急に予定を変更し、スバルライン口の5合目の状況を確認しなかったため、後日須走口→スバルライン口と登下山したときに、5合目からの帰宅に苦労しました。
今年はすべてが初めてで、8月からと期間が短かったこともあり行動範囲が限定されましたが、来年は色々なパターンの計画をたてて、行動範囲を広げていけたらと思っています。計画を考えること自体が楽しいことです。
2. 装備について
@ ザック
普段、高尾方面に行くときにしょっていくザック(ほぼ空でペットボトル3,4本とタオルぐらいしか入れていません)では容量が足りないのが分かり、1回目の下見の後に30?程度のザックを購入しました。店員さんに色々教えてもらい、いくつか試してみて一番かつぎ心地が良いと感じたものにしたのですが、実際に荷物を詰めてしょっても安定しているので、疲れが軽減されると思います。容量等もあると思いますが、フィット感が大事ではないでしょうか。
A シューズ
私は「歩く」ことが主なので、高尾山や陣馬山へもランニングシューズで出かけています。実際に下見も、須走口、御殿場口から山頂まで登ったときもランニングシューズでした。下見で痛い目にあったので、下り対策として、テーピングのテープでスパッツを装着した靴の上から甲の部分をぐるぐる巻きにして固定して前にずれないようにしました。これで快適に下ることが出来ました。上りっ放し、下りっ放しの富士山なら私にとってはこれで問題はないと感じる一方、雨に降られてぬれた場合は特に下山道は厳しいなと感じました。何足も履きつぶしている私の正直な感想としてランニングシューズは路面が濡れるととてもすべります。そこで、トレイルランニング用のシューズはどうかと現物を見に行き、店員さん(ザックを選んでくれた人と同じ)に自分のスタイルを説明したところ、トレイルランニング用ではなく、軽量のミドルカットのトレッキングシューズを奨められ、いくつか試した上で、その中で最軽量のアシックスのシューズを購入しました。今回の御殿場駅から須山口と登った時に使用したのですが、山中、特に下りの安定感は非常によく、足への負担も少なく感じました。一方、アスファルトの部分の歩行に関しては、やはり、重さ、足首部分の硬さ(上の部分は緩めていたのですが)を感じふくらはぎへの負担が少し増したように感じました。山道の登りに関してはイーブンからという感じです。しかし、安全を考えると、今後は富士山へはこのシューズを着用しようと思っています。
B ポール
1回目の登頂の時、ポールなし、金剛杖なしで、上りはあまり必要性を感じなかったのですが、下りに関しては、あった方が、姿勢が安定するのではないかと感じました。そこで、一度試してみようと思い、ネットで非常に安価なものを購入し、2回目の登頂に持参しました。このときは前半のハイペースのため、上りの途中で左足を痛めてしまい、その後そこをかばっての登下山となりましたが、特に下りに関しては実質右足の負担のみで段差を下りてきたような状況だったので、ポールがなければより厳しい状況に追い込まれていたかもしれません(痛めた左はいつもの通り二日で正常に戻りましたが、右足の太ももの筋肉痛は四日続きました)。現状は2本使いですが、今度1本も試してみようと思います。
C レインウエア
普段は雨の日は歩きませんし、天気予報で少しでも雨予想が出ているときは山の方面には行かず、降り出したらすぐエスケープできるルートを歩いています。従って、普段はザックにはレインウエアは入れていません。
富士山方面に行くときは、家にあったゴルフ用のレインウエアを持参していますが、幸いなことに富士山で使用したことはまだありません。ゴルフの場合は、移動中はカートや傘で雨をしのげるので、登山でどの程度の機能を発揮するのか分かりませんので、一度、平地で雨の中を歩いて試してみようと思います。その結果によっては最新の機能のレインウエアを購入しようと考えています。(レインウエアの機能は、後述する低体温症の対策としても非常に重要と考えるようになりました。)
D その他
前回役に立たなかった、ヘッドライトは、点灯と点滅の切り換えが出来たので、今回の御殿場駅から水が塚駐車場までの歩行時の自動車との事故防止対策として活躍してくれました。
3. 高山病、低体温症について
@ 高山病
結論から言えば、3回の登頂において、私はいわゆる高山病の症状は出ませんでした。唯一感じたのは、呼吸が浅くなったときに一瞬めまいのような状態になったことが、数回ありましたが、深い呼吸に戻すと収まりました。これが高山病の一つの症状なのか、オーバーペースの為のただの酸欠なのか素人の私には判断がつきません。多くの登山者と決定的に違うのは、私の場合は車で2000メートル前後の地点に立つのではなく、平地から歩いて高度を上げていくので、高山病対策でよく言われている「五合目に着いたらいきなり登らずに・・・」という事を3〜5時間かけて行なっているようなものなので、自分自身が高所に強い体質なのか、対策が出来て高山病にならないのか分かりません。来期は五合目スタートをして確かめてみたいと思います。(自分の能力を試すのは好きなので、いきなり全開にしてみるとか、超ゆっくりペースとか、いくつかバリエーションを変えて試してみたいと思います。)
以下は、各ルートを登ってみて感じた事です。日本において登山道に人が横たわっていても、他の人はあまり気にせず(私だけ?)に通過するのは、富士山だけだと思います。例えば、私がよく行く高尾山系で登山道の脇に身動ぎもせずに人が横たわっていたら、大騒ぎでしょう。(もちろん、腰を下ろしたりして休んでいる人は沢山いますが、ちゃんと意識はあり、ほぼ例外なく単にペースを調整している人です。)
私なりにコース別に検証すると、やはりスタート地点の高度は高山病の大きな要因ではないかと思います。人数を数えた訳ではありませんし、登山者の絶対数に大きな差があるので正確ではないと思いますが、私の感覚としてはスバルライン口>富士宮口>須走口>御殿場口の順に感じました。男女別では男>女、年代では20代から30代と見られる人が多かったように思います。高山病は色々な要因が複雑に絡み合っての発症なのでしょうが、若い男性で高山病になる人では、少なくない割合で脚力がある分オーバーペースになっているのではないでしょうか。また「知識不足」「過信」も大きな要因になっているのではないでしょうか。
A 低体温症
先日、2009年夏に北海道のトムラウシでおきた遭難事故を検証した本を読みました。そこに低体温症のことが詳しく書かれていました。気象的な要因は濡れ、風、寒さだそうです。そして、人体の要因としては、体力、疲労、エネルギー摂取不足等が挙げられていました。
すべて富士山登山に当てはまるのではないかと思い、私なりに少し検証してみようと思います。私は基本的に単独行なので、すべて自己責任であると考えています。最悪自分が歩けなくなった(動けなくなった)時にどの様にエスケープするかは常に考えていました(普段、近所を歩く場合は別ですが)。ですから富士山へ登るにあたっても、一般の人と違うアプローチをするので、下見や情報収集は念入りにしたつもりです。しかし、自分が想定していたリスクの中に「低体温症」はありませんでした。低体温症の私の認識は「片山右京さんのパーティーの事故のように極寒の中で、寒さで動けなくなり、果てに凍死することもありうる」程度でした。しかし、前述の本を読んで、認識が一変しました。多分、7月8月の山小屋が営業している時は、低体温症で重篤になるリスクはほぼ無いと思います。しかし、今回富士宮を登った9月のことを考えるとこのリスクはしっかり認識しておかないといけないと感じました。
低体温症の発症は簡単に言うと、体温を奪おうとする外的な力に体温を維持しようとする内的な力が負けてしまうということのようです。外気温が低いなかで、雨で衣服が濡れてしまい、そこに強風が吹きつけて体温を奪っていく、疲労、強風により身動きが出来ず、活動による熱の生産も出来ない、外部からエネルギーを補給出来ず、空腹により熱を生産するエネルギー源がなくなる。このような状況に陥ることは富士山では有り得る事だと思います。シーズン中は周りに人がいる、雨風を避ける山小屋がある、エネルギーを補給する手段があるので、進行を止められるでしょう。しかし、シーズンオフには状況は一変します。ちゃんとした装備、準備が足りなければ、進行が止められなくなる可能性があることは認識しておくべきではないでしょうか。
医学的には低体温症とは体温が35度以下になることを言うそうです。さらに体温が下がり続けると脳の活動に支障が生じ重篤な状態に進んでいくそうで、状況によっては2時間程度で死に至ることもあるそうです。
寒さで体がガタガタと震えたことを経験したことのある人は少なくないと思います。寒さで体が震えるということは低体温症の初期症状の一つで、震えることによって発熱を促して体温低下と戦っている状態です。高山病の症状の一つに寒気を感じることがあるようですが、低体温症の初期症状である可能性も否定できないということだと思います。
富士山(他の登山についても)を登るにあたって低体温症のことも認識しておく必要があると思いますし、雨具、寒さ対策の装備や行動食の持つ意味もしっかり理解してしっかり準備をしておく必要があると思います。
4. 飲料、食べ物について
私は歩行中の水分補給については普段からアミノバイタルボディリフレッシュという味の素の飲料を愛飲しています。個人的な感想ですが、疲れが残りにくいと感じています。
私は本格的に歩き始めた頃はもとより、ある程度長い距離が歩けるようになった頃でも水分の補給方法や途中で物を食べること(エネルギー補給)について無頓着でした。5時間を越えて連続して歩けるようになると、突然体や足取りが重くなり、気持ちよく歩けなくなるということが起きる様になりましたが、調子が悪いのだろうくらいにと思っていました。エネルギーについても、脂肪がまだ沢山体に付いているのだから「ガス欠」などおこすことはない、空腹で歩けばその分、脂肪が消費されると信じていました。しかし、知り合いと話をしていて、その考えが間違えで、体に悪いことを(筋肉を壊している)していると知り、自分で少し勉強しました。今のスタイルはこんな感じです。
・街中を長時間歩く場合
2時間に500のペットボトル1本を基本として、暑さにより調整する。想定した時間に対応できる分量を家から持参する。1本のペットボトルを10〜15回に分けて少しずつ飲む。エネルギー補給に関しては、街中の場合はお腹が空いた時に目に付いた食べ物屋さんがあればそこに入って、大休止として、しっかり食事をする。食後、長く止まっていることは余りありませんが、再開時は新しいスタートと思ってのんびりしたペースで歩き始め、自然にペースが上がるのをまつ。という感じです
・山中や峠を長時間歩く場合
飲料に関しては街中を歩く場合と同じです。エネルギー補給に関しては、2時間におにぎり一個ぐらいを目安に食べ、ほぼ休憩なしで歩き続けます。アップダウンのあるコースの場合、止まって体を休めるというより、温まっている体をクールダウンさせたくないという考えが先にたちます。
それまでは、長い距離や負担の強いコースを歩くと夜中にふくらはぎがつったり、翌日に
強い疲れが残ったりしていましたが、今はそういうことはほとんど無くなりました。今思
うと、間違った認識で筋肉が破壊され全身に大きな負担を掛けていたのだなと思います。
前述の本に登山時の消費カロリーと摂取カロリーについてのことも載っていたので、今
回の富士宮コースの登山について検証してみようと思います。
登山時の消費カロリーの計算式として以下の式が載っていました。
A・・・1.8×行動時間(時間)
B・・・0.3×移動距離(キロ)
C・・・10×登り標高(キロ)
D・・・0.6×下り標高(キロ)
(A+B+C+D)×(体重+ザックの重さ)=登山時の消費カロリー
これを今回の登下山に当てはめてみると
A・・・1.8×11.2=20.16
B・・・0.3×35=10.5
C・・・10×3.2=32
D・・・0.6×1.2=0.72
(20.16+10.5+32+0.72)×(62+8)=4436カロリーとなります。
これに実行動時以外の時間の基礎代謝のカロリーを加えると消費カロリーは5000カロリー以上推定できます。
一方行動終了までの摂取カロリーはというと、
バナナ2本(出発前に家で) 240
コンビニおにぎり3個 600
板チョコ2枚 700
アミノバイタルゼリー2個 200
飲料(アミノバイタル)×4 260
水1 0
合計 2000カロリーとなります(概算)。
蓄積されている脂肪は無制限にエネルギーに変わる訳ではではなく、消費カロリーの6
割程度は外部から補給する必要があると言われているそうです。
単純に計算すれば、今回は摂取カロリーが1000カロリー不足していて、いつ失速しても
おかしくなかったということが言えるのかも知れません。
富士山はやはり特殊な環境で、体への負担も消費されるエネルギーも大きいので、平地の基準ではなく「富士山の基準」でのエネルギーの補給を考え準備しないといけないと思いました。
5. マナーについて
高尾山とあまり変わらないなぁ・・・・(涙)
悲しくなるので省略です。
まとめ
敷居が高く思っていた富士山でしたが、一歩踏み込んでみて本当に良かったと思います。
50歳を前に本当にすばらしいフィールドに出会いました。標高差3,000m以上を一本道で登り切る、この達成感は格別です。個人的には今年は山じまいですが、既に来年の山開きが待ち遠しく感じています。この一ヶ月強、自分で歩いて、登って、ほんの少しだけかも知れませんが、私なりに富士山の魅力を満喫しました。やっぱり、日本人にとって特別な山です。「♪富士は日本一の山♪」
先人の方々が、富士山のすばらしさ、怖さ等を様々な形で情報発信していただき、私も富士山と正面から向き合うことが出来ました。心より感謝です。
(管理人)
「宝永山荘で生ビール×3」にびっくり。宝永山荘は「居酒屋富士山」の異名をとります。飲むためだけに通う人も多いそうです。低体温症を防ぐためにも雨具は必携ですね。
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