■7月27日(日)〜7月28日(月) 須走口
今年も7月に2年ぶりの富士登山に行ってきましたので、ご報告します。
その前に、当家富士登山のこれまでのいきさつをおさらいしておきます。
【これまでのいきさつ】
◆第1回富士登山(2002年7月) 富士宮口/日帰りプラン(
みんなの登山記02-14に紹
介)
父、母と9歳、6歳、4歳の娘の合計5人で行った家族はじめての富士登山でしたが、
6歳、4歳の娘は疲労のため八合目で休憩(母付き添い)し、父と9歳の娘の2人だけで
登頂しました。
◆第2回富士登山(2002年8月) 須走口/1泊2日プラン(
みんなの登山記02-14に紹介
)
前回家族全員で登頂できなかったことに気持ちのおさまりがつかなかったので、
その翌週に、須走口からの1泊2日プランに切り替えて前回と同じメンバーで登山し、
見事全員が登頂しました。
◆第3回富士登山(2006年8月) 富士宮口/日帰りプラン(
みんなの登山記06-24に紹介)
前回の富士登山では全員が登頂したものの、頂上では霧が発生していて視界不良のため
、噴火口の中が見えませんでした。前回登頂時4歳だった一番末の娘はそれが心残りで、
以来ずっと「噴火口の中を見たい」と思い続けていたため、噴火口の中を見るために
この娘と父の2人で登山を計画しました。
娘も8歳となっていたため、富士宮口からの日帰りプランとし、無事登頂しましたが
頂上は霧のため視界は今いちで、結局噴火口の中は見えずじまいでした。
【今回の計画】
過去2回登頂に成功しながらいまだ噴火口の中を見ることができない末の娘(10歳)は
どうしても「噴火口のなかを見たい」ため、もう一度富士登山をしたいと言い出しまし
た。
つきあってくれるのはお父さんしかおらず、2人で、今回は須走口からの日帰りプラン
を
計画し、三たび火口拝観をめざすことになりました。
そのお父さんも、最近の運動不足から体力の低下が著しく、
「なんとか今回は3度目の正直にして、噴火口が見えてほしい」
「もう富士登山も今年限りじゃないか」などと考えていました。
そこで、勝負をかけて、比較的天気が安定しているといわれている梅雨明け1週間後の
7月28日を決行日としました。
【行程】
2008年7月27日(日)
16:30 自宅出発
19:00 五合目着、車中で仮眠
22:30 起床、登山準備
▲登り
五合目 22:48発
新六合目 長田山荘 0:13着/0:18発
六合目 瀬戸館 1:06着/1:18発
七合目 大陽館 2:20着/2:30発
本七合目 見晴館 3:25着/3:45発
八合目 江戸屋 4:18着/4:55発(ご来光)
本八合目 胸突江戸屋 5:23着/5:30発
八合五勺 御来光館 6:02着/6:30発
九合目 鳥居 7:30着/7:50発
山頂 8:44着
(休憩含めて約10時間)
▼下り
山頂 11:30発
八合目江戸屋 12:39着/13:00発
七合目大陽館 13:50着/14:10発
砂払い五合目 15:46着/16:00発
新五合目 16:55着
(休憩含めて約5時間半)
心配していた通り、日頃の運動不足が甚だしいお父さんは、長時間の歩行によって
膝を痛めてしまい、脚をひきずって砂走りを降りる羽目となったため、
下りは予想以上に時間がかりました。
ところで、肝心の頂上の噴火口ですが、
八合目江戸屋でご来光を迎えた時点では、上空には雲ひとつみえず、
すばらしい景色だったのですが・・・。
結末は、当家HPの記録(下記URL)をご覧ください。
http://kanazawa.fan.coocan.jp/fuji41.html