■2009年7月28日(火) 富士宮口
≪火山口のなかを見たい!≫
4才のとき(2002年)にはじめて富士山に登ったわが家の3女ひかり。そのときは富士宮
口から八合目まで行って帰ってきましたが、その10日後には須走口から再び登り、今度
は山頂まで行きました。
しかし、せっかくたどり着いた頂上では、霧がひどくて楽しみにしていた「火山口のな
か」のようすを見ることができませんでした。
それ以来、どうしても火山口のなかを見たいひかりは、8才のとき(2006年)に富士宮
口から、10才のとき(2008年)に須走口から登りました。
2回とも無事に頂上には行くことができたものの、いずれもひどい霧が発生してしまい
火山口のなかを見ることができませんでした。
本当はもう火山口を見るのはあきらめようと思っていたのですが、今年も夏になったら
「富士山がわたしを呼んでいる」ような気がすると言うので、お父さん(実はお父さん
も富士山に呼ばれているような気がしていた)と2人で登ることにしました。今回は3
たび富士宮口です。
(参考)
1度目の富士宮口登山(2002年7月):
みんなの登山記02-14
2度目の須走口登山 (2002年8月):
みんなの登山記02-14
3度目の富士宮口登山(2006年8月):
みんなの登山記06-24
4度目の須走口登山 (2008年7月):
みんなの登山記08-12
本当は7月26日(日)の夕方出発を予定していたのですが、翌日の天気が悪そうなので
、1日延期することにしました。しかし、今年は東海地方はまだ梅雨が明けてないとの
ことで、前線が停滞していて結局翌日にしても同じような状況でした。
16時30分に自宅を出発、途中渋滞もあり、足柄サービスエリアで休憩もして、20時05分
に富士宮口新五合目に着きました。富士山スカイラインをのぼるあたりから周りには霧
がたちこめ、五合目からも見晴らしはありません。
駐車場はガラ空きで、7月13日の落石事故の影響で駐車場の一部分が閉鎖されていまし
たが、それでも登山口に一番近いところに停めることができました。
そうこうしているうちに大粒の雨が降り始め、やがて猛烈な風を伴うようになりました
。
予定では車の中で23時ごろまで仮眠をとってから出発するつもりでしたが、暴風雨で車
のドアを開けることもままなりません。しかたがないので、嵐が立ち去るまで車の中で
寝て待つことにしました。
朝5時、あたりはいつの間にか明るくなり、ようやく風雨がおさまりはじめたので、5時
05分登山を始めることにしました。
3回目だからなのか、11才になったからなのか、十分に仮眠をとったためなのかよくわ
かりませんが、それほど疲れることなく非常にいいペースで登ることができ、3年前の
所要時間より2時間以上短縮して10時42分無事に登頂しました。
頂上の風景は、うすうすそんな予感はしていたのですが、いつもと同じ見慣れた「真っ
白」の世界でした。
画像と詳細は、例年と同様に当家HPの記録(下記URL)をご覧ください。
http://kanazawa.fan.coocan.jp/fuji51.html
いつの日かきっと娘と火口拝観できることを信じています。