■2008年7月22日(火)〜23日(水)須山口
73歳男性、私は70歳までは10年毎に1回富士山に登り計6回の富士登山歴でしたが71歳
からは毎年登ろうと思い立ち現在実行中ですが、昨年富士山登山歴351回(平成20年8月
31日現在)と言う人に出逢い益々富士登山に興味が湧き今年はすでに4回登りました。
昨年、一昨年の登山記も「みんなの登山記(
07-32)(
06-23)」に掲載されました。
今年は登山者の少ない須山口をみんなの登山記 (
06-2 ふじこさん)(
06-8 M.Hさん)と
富士山須山口ホームページを参考にして登って来ました。
このコースは私の脚力では日帰り登山は不可能、そこで富士宮口6合目までは日中登山6合目か
らは夜行登山で山小屋には泊まらず山頂で御来光をして待機して、御来光を拝みお鉢巡りをして
下山の予定で登る事にする。
7月22日早朝6時30分自宅(静岡市)を出発8時30分水ケ塚駐車場に到着、昨日までマイ
カー規制の為おそらく満杯だっただろう駐車場は今日はガラ空きだった、8時45分駐車場前の
「富士山須山口登山歩道案内」の案内板の左に鎖の張られた登山道入り口から登山スタート。
最初は軽自動車なら通れる様な傾斜の少ない立派な登山道を富士山スカイラインに並行する様に西
に進む、表富士特有の苔の付いた岩や倒木、樹木の名称が記載された札が付けられた木も点在し、
道の両側には白いペンキの塗られた道標が数多く設置されて居て迷う事は無い、典型的なハイキ
ングコースと言った感じだ。
15分ほど歩いた所で前方に鹿を発見写真を撮ろうとカメラを取り出すが逃げられてしまう、拳
大かそれより少し大きめの石が一面に散乱する登山道を過ぎた辺りで、今度は北方向に富士山に
向かって進むと間もなく幕岩への分岐点に出る、此処から傾斜も少し強くなり本格的な登山開始
と言った感じになる。
目の覚める様な緑一色の林の中に赤や白のリボンのマーキングも有り、傾斜が強まると突然左に
倒木の密集地帯が現れ此処を過ぎると樅の木の幼木が多くなりその中を掻い潜る様に登ると今度
は砂礫と涸れ沢の道で傾斜も益々強くなり大変歩き難くなるが高度は稼げる。
登山道の両側に倒木が目立ち始めると右に宝永山が見る、しばらく登ると左に富士山頂が見える
登山道からは見難いので登山道を少し外れた所で富士山頂の写真を撮る、周囲の樹木の背丈が低
くなりやがてハイ松地帯になり傾斜も一段と強まり道は砂礫の急な坂で歩き難くなる、この辺り
が一番の難所と言った感じだ。
ハイ松地帯を抜け出ると正面に富士山頂が姿を表わし、富士山頂の馬の背を思わせる様な急斜面
にロープが張られている、この坂を登り切ると左前方に富士宮口6合目の山小屋が見える、何時
は宝永遊歩道へのハイカーで賑わうのだが今日は誰も居ない火口底の方に目を移すと火口底の広
場には数人の人影が見えた。
此処からは登ると言うよりは富士山の裾を横に這うように歩くと約500mで富士宮口6合目
へ、13時45分富士宮口6合目に到着、水ケ塚から4時間55分(途中写真を撮る為に立ち止り
はしたが腰を下ろしての休憩は皆無)
6合目からは富士宮口に合流して富士宮口と全く同じなので詳細は省略します。
写真は下記アルバムに有ります
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